写真補正
以前、鶴見線クモハ12の写真は、現役最後の写真を掲載しましたが、こちらは国鉄末期、弁天橋電車区公開日の クモハ12052 の写真です。なお、クモハ12052は現在も車籍があり、書類上は、鶴見線車輛を管理する鎌倉総合車両センター中原支所所属となっています…
現在、メインのパソコン環境を Windows から徐々に Linux に移せないか検討中です。今まで、Linux 上での画像処理は、互換性確認のために使っていただけでした。ただ画像処理をLinux でメインとして行おうとする場合に困ることがありました。 Windowsですと…
[おしらせ] 本ツールは 2023.7.15に Ver. 0.52 にバージョンアップしました。それに合わせ改訂したマニュアルを以下に掲載しております。 yasuo-ssi.hatenablog.com -------------------------- 本ツールは 2023.3.3に Ver. 0.4 にバージョンアップしました…
昨年12月25日に、相対RGB色マスク作成ツール探求版をリリースしました。 yasuo-ssi.hatenablog.com このツールを自分で使ってみてかなり有用性が高いことが分かりました。ただ、先日のバージョンを「探求版」としたのは、パラメータの設定に一部難しい点があ…
[お知らせ] この記事には以下の新版があります。 yasuo-ssi.hatenablog.com -------------- 目次 1. 本連載記事の概要 2. 今まで紹介されてきた経年劣化による変褪色写真の補正術 3. 写真補正の原理 4. Bチャンネル再建法による不均等黄変・褪色ネガ写真補正…
すでに本ブログのいくつかの記事で指摘したように、ダイナミックレンジの画像を表示させようとしても、通常私たちの見る画像出力装置のダイナミックレンジ (ディスプレイや印画紙) が低いために、物理的にダイナミックレンジの広いデータであればあるほど、…
[お知らせ] 2020年12月に公開した記事内容に誤解に基づく誤りが含まれていましたので、以下、書き換え版を公表します。 ----------------------- 前回に引き続き、私のガンマ補正に関する理解のメモです。あくまでも私の理解の範囲で書いているので、情報の…
先日、相対RGB色マスク作成ツール探求版をリリースしましたが、あの説明だけでははっきり言ってピンとこないと思います。そこで、具体例を提示します。 以下の画像から、新緑に対してセンシティブな、つまり新緑がなるべく明るくなるマスクを作ってみます。…
先日相対RGB色マスク作成ツールのバージョンアップをリリースしましたが、今回は、このツールの派生バージョン、相対RGB色マスク作成ツール探求版をリリースします。 そもそも相対RGB色マスク作成ツールではどのように相対色マスクを作っているかというと、…
フリーのRaw現像ソフト、ART対応のAgX のLUTが公開されています。筆者もきちんと理解しているわけではないのですが、いくつかのサイトを読んだところ、AgX とは、シーン参照データをディスプレイ参照データに変換する際のレンダリングの方法の一つのようです…
本年11/18に Ver. 0.27を公開した 相対RGB色マスク画像作成ツールですが、その時点では、2つのチャンネルを合わせた複合マスクを作る際に、2巡目のマスク作成ダイアログで、指定範囲除外用の反転マスクを作ろうとした際の、正しい最終プレビューをサポート…
本年、9/23にリリースした、ImageJ対応 チャンネル間相関統計計算ツールですが、これもマイナーアップデートを行います。これもやはりコントロールパネルから起動した際の誤動作を修正したのみで、他はいじっていません。Linix上で、コントロールパネルから…
本年9月にプレビュー画面の改善を中心にアップデートした、新・輝度マスク (Luminosity Mask) 作成ツールですが、今回マイナーアップデートを行います。 アップデート内容はImageJの plugin メニューからコントロールパネルを開いてプラグインを起動した場合…
本稿では、拙作の相対RGB色マスク画像作成ツールの目的、機能について解説するとともに、類似した他のソフトウェアの機能との比較を行うことで、本ツールの特徴についてお示しします。 ■ネガカラー写真スキャン画像のカラーバランス調整の困難 ネガカラーフ…
フィルムをスキャンした画像ファイルの補正を行う場合、オリジナルファイルが jpeg (形式上 8bit 固定) だったり、8bit TIFFファイルである場合もあるかと思います。ところで、そのような場合でも一旦画像を 16bit TIFFファイルに変換してから補正を行うこと…
[ユーザ作成マスクを使い、青い部分にEPFFcアルゴリズムを適用する手順] 先日のバージョンアップ(Ver. 4.7)から、Bチャンネル補正法ツールに、ユーザ作成マスクを読み込ませる、青色部の補正強化オプションをつけました。これにより、従来できなかった青い部…
夏にもバージョンアップしましたが、今回相対RGB色マスク画像作成ツールを、Ver. 0.26にバージョンアップします。6月のバージョンアップの主目的は、マゼンタ被り補正への対応強化、夏のバージョンアップはユーザインターフェース、特にプレビューの改善でし…
今回、フィルム画像のダメージ度合いを診断するための、画像統計計算ツールを作成しましたので公開します。先日、ImageJの getStatistics APIを使った簡単な画像統計表示ツールを公開しました。このプログラム、単に、ImageJのgetStatistics メソッドを使っ…
Photoshopを使って古く黄色くなったフィルムを補正するチュートリアルビデオを見つけました。当然日本語のチュートリアルではなく、英語です。このビデオを見ていると、どうもこれは不均等黄変フィルムに近いようです。というのはビデオの途中で、カラーバラ…
ImageJで、R, G, B チャンネルごとの簡単な統計を取得するプラグインを作成してみました。まぁ、ImageJで画像のチャンネル分解を行って、チャンネルごとにヒストグラムを見ればよいのですが、面倒なので... また、IrfanViewのヒストグラムですと、平均値は出…
[青い部分に黄変が広がった写真の補正テクニック] 2022.7.28アルゴリズム改定後のBチャンネル再建法補正ツールは、拡張疑似フラットフィールド補正アルゴリズムとGチャンネルミキシングアルゴリズムのハイブリッド補正となっています。一方の弱点をもう一方…
ここのところ頻繁にバージョンアップを繰り返している、黄変ネガ写真補正用の Bチャンネルツールですが、やはりかなり大きなアルゴリズム変更を行ったこともあって、バグが取り切れていないのと、自分の中でまだコンセプトをまとめ切れていない部分がありま…
先日、下記の記事を公開しました。 yasuo-ssi.hatenablog.com その中で、 拡張疑似フラットフィールド補正アルゴリズムの効果が出る画像と、あまり出ない画像の差があり、あまり出ない画像では、画像の粒子が荒いからではないか、と書きましたが、その後の探…
[2022.11追記] 当プログラムには以下のアップデート版があります。 yasuo-ssi.hatenablog.com-------------------- 2020年9月に作成し公開した輝度マスク作成ツールは、Photoshop上で一般的に実践されていた輝度マスク作成方法およびGIMPの公式ページでPat D…
■ネガカラーフィルム マゼンタ被りの除去テクニック yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.haten…
拙作の黄変ネガフィルム Bチャンネル再建法補正ツールは、7月以前のアルゴリズムでは、基本的にはGチャンネル情報をBチャンネルにミックスすることで、黄変の改善とテクスチャの荒れの改善を行っていました。 7月末のアルゴリズムの改善で、黄変の削除は主と…
[グリーン部分に関して、GとBの値を離す追加補正を行った事例] 次の事例は、Gチャンネル値とBチャンネル値を離す補正を行った事例です。この夏のバージョンアップから拡張疑似フラットフィールド補正アルゴリズム (ハイブリッドアルゴリズムの中でもアルゴリ…
[マゼンタ~赤紫化した茶色を復元する] こちらのケースは、黄変の濃度はさほど高くなく、領域も限定されていますが、周辺部のBチャンネルの褪色による情報抜けが始まっているケースです。典型的な中程度のダメージがあるケースと見てよいと思います。また、…
8/6 に本ツールをアップデートしましたが、今回は機能追加ではなくバグフィクスです。一部の画像 (具体的には Gチャンネルの明度の平均値がBチャンネルの平均値を下回る画像) において、黄変の削減量が、従来アルゴリズムに比べてあまり変わらないという状況…
先日、プレビュー画面を拡充した、相対RGB色マスク画像作成ツールですが、一部マイナーアップデートを実施しました。輝度マスクを作成するときに内部的には、明度範囲を設定するチャンネルもマスク作成チャンネルに合わせていたのですが、それをインターフェ…