近いうちに、ART の Ver. 1.21 がリリースされます。今回の ART のバージョンアップの大きな目玉は、映画芸術科学アカデミーから提供されている CTL 言語のサポートです。CTL (カラー変換言語) とは、C や C++ に似たスクリプト言語で、この言語を使って書い…
先日、Bレベルが低下して黄色くなったネガフィルムスキャン画像の補正をめぐって、追加検証の記事を書きました。そこで、非リニアな曲線を使って B レベルの上昇を図ってみましたが、そこでふと気付いたことがあります。 ひょっとしてこれは、画像から知覚的…
さてこちらは主として信越線で使用されたクハ68で、元々クハ68として製造された原形クハ68グループの1輌です。信越線で、クハ76の不足を補うため、70系とともに使われたクハ68は、中央西線経由で入った車両が多かったのですが、本車はクハ68090とともに仙石…
plxls.us のオンラインディスカッションに、GIMP 3.0 のリリースが来年5月に予定されているとの記事が出ています。 discuss.pixls.us とはいえ、GIMP 3.0 の python-fu のプログラミングガイドが早く公開されないと、3.0に移行することができません。
scRGB 用カラープロファイルがダウンロードできないかと探してみましたら、以下のようなものが見つかりました。 github.com github.com
先日公開した、ImageJ スタック形式 RGB TIFF ファイルの GIMP 読み込みプラグインに関するコード解説です。 ------------ #!/usr/bin/env python# -*- coding: utf-8 -*- # 以上2行は、GIMP上でpython プログラムを走らせる宣言と、プログラム内で UTF-8 …
1940年に登場したモハ41の後継は出力強化したモハ60となりましたが、同時に資材節約のためノーシルノーヘッダーというすっきりした姿で登場しました。このノーシルノーヘッダーのモハ60の相手となる1940年に登場したクハ55もノーシルノーヘッダーで登場しま…
ARTのファイル出力時のオプション設定ですが、RawTherapee になれている方は戸惑うことはないと思いますが、他のソフトウェアから移って来た方は、ちょっと戸惑うかもしれません。ちょっとここで解説しておきたいと思います。 ART からの出力ですが、プレビ…
先日、不均等黄変ネガ写真の追加機能の試作を色々試していたところ、突然以下のようなメッセージが出て、実行エラーになりようになりました。 java.io.IOException: Mark invalid ネットで調べると、Java の何かデータを保存しておくバッファが足りないよう…
先日、Pixls.us のオンラインディスカッションを見ていたら、Pixls.us の長いスレッドを一挙に簡単に保存する方法はないかというスレッドが立っていました。 discuss.pixls.us 結局、Firefox で Ctrl + P でプリントのポップアップを起動し、それで PDF プリ…
43系の制御車、クハ58は総数25輌中、戦時中の1944~45年にかけて過半数の13輌が4扉車に改造されました。当初全車施工の予定でしたが資材不足等でこの数にとどまりました。とはいえ、かなりの数が4扉化されてしまいました。 この写真を撮りに行った1976年3…
Acronics True Image for Crucial を使った HDD → SSD 換装の注意点です。 ネットの情報によりますと、現在原則として無料で使えるシステム起動ディスクをクローン出来るクローンソフトはないようです。但し、購入した SSD が Crucial (旧 Micron) のものだ…
以前にも指摘しましたが、ImageJ 上のスタック形式のRGBカラーファイルは TIFF ファイルとして保存すると、他のソフトウェアで読み込んだ時にマルチページ TIFF として読み込まれ、そのままではカラー表示できません。 また png 等でも出力でき、その場合は…
本車は以前ご紹介したクハ68044と同様に中央西線経由で長岡にやってきた車輛です。このため車歴も非常に似ていますが、クハ68044は運転台窓のHゴム化が施行されていなかったのに対し、本車はHゴム化と関西型通風器の設置が行われていました。おそらく、本車…
[お知らせ] 本記事の、Ver.5.5対応版は以下をご覧ください。 yasuo-ssi.hatenablog.com 目次 1. 本連載記事の概要 2. 今まで紹介されてきた経年劣化による変褪色写真の補正術 3. 写真補正の原理 4. Bチャンネル再建法による不均等黄変・褪色ネガ写真補正の方…
10月により黄色味の削減能力を高めた Ver. 5.3 をリリースしました。かなり徹底的に黄色味を取るようになりましたが、逆に黄色味が取れすぎなのが気になるようになりました。特に茶色、褐色の黄色味が取れてかなりマゼンタに傾きます。そこでちょっと対策を…
2023.11.7 に GIMP 2.10.36 がリリースされました。 リリースノートはこちら。 www.gimp.org 主なところだと、Adobe Swatch Exchange (ASE), Adobe Color Book (ACB) の2つのパレットのサポート、新しいグラデーション方式のサポート、GIF ファイルを読み込…
pixls.us における darktable のオンラインディスカッションを見ていたところ、darktable のシグモイド・モジュールと共に使える富士フイルムエミュレーション LUT に関する議論がありました。 discuss.pixls.us 発言主、 Nico Kaiser 氏によりますと、Stuar…
先日、人工的に B チャンネルのレベルを落とした画像を使って、フィルムの褪色による不均等ではない黄変写真の補正方法について説明してみましたが、さらに追検証してみます。 実は前回作成した画像は、リニアに B チャンネルのレベルを落としてみました。例…
我が家で10n 年近く使っているデスクトップ PC ですが、時々不安定になることがありちょっと困っていました。 症状としては次のようなものが出ていました。 ・電源を入れると、Bios の読み込みの途中で一旦電源が切れ再起動する ・パソコンを使っている最中…
日本のネガカラーフィルムをスキャンした写真の典型的な褪色は、本サイトでもたびたび扱っている不均等に黄変するケースです。しかし、欧米ではこのような不均等な黄変はほとんど見られません。しかしフィルムのイエロー、マゼンタ、シアン色素中、イエロー…
本日ご紹介する旧形国電車輛は、かつて片町線で使われていたクハ79056です。と言っても、63系のクハ79とは異なります。本車は42系2扉車の4扉改造車の先鋒です。同時に4扉車の元祖・源流であり、のちのモハ63や101, 103, 201, 203, 205系、そして今日の209, 2…
最近、GIMP の pixls.us のオンラインディスカッションに、GIMP用 ノイズ除去プラグイン Graycstoration の後継バージョンはどこで探せるかという質問が上がりました (一番最初は4年前に上がったスレッドです)。かつて GIMP 用のノイズ除去プラグインとして…
先日、M/B の交換したところ、UEFI bios のみ対応になっていました。そのため、新しい M/B がMBR ハードディスクを読み込まないので、GPT に変更せざるを得ませんでした。その際、参照した記事のリンクを備忘録代わりに記しておきます。 なかでも、結構丁寧…
先日、JR東日本 209系 1000番代 81編成をご紹介しましたが、本日はその相棒、八トタ82編成です。やはり常磐線緩行線から中央線グリーン車導入およびトイレ設置工事に伴うピンチヒッターとして転用されやってきました。先日、2024年度末、おそらく3月改正で中…
GIMP の pixls.us におけるオンラインディスカッションにおいて、GIMP上で画面上で無彩色点が得られない場合、どうやってホワイトバランスを調整したらよいか、という議論がありました。 discuss.pixls.us サンプルで挙げられている画像ですが、全体的に青っ…
ImageJ (Fiji) 上で動く sRGB式トーン再現カーブ (TRC) のデコード/エンコードを行うツールを作ってみました。既に ImageJ には色空間を変換するプラグインはありますが*1、一般的な sRGB 式の TRC を掛けたり外したりするプラグインです。TRC を外すとリニ…
先日たまたま大崎駅を通ったところ、埼京線用 E233系7000代のトップナンバー 101編成に出くわしましたので撮ってみました。このときはりんかい線線内運用に就いていました。それぞれ海山両側から撮ってあります。 クハ E232-7001 (1号車) 宮ハエ 大崎駅 2023…
ART のカラーグレーディング編集の中核となるカラー / トーン補正モジュールは、ART がシーン参照ワークフローを採用しているため、リニア RGB で動作します。このことは様々なカラー編集計算においてアーティファクトを生みにくいというメリットもあります…
7月に本ツールをバージョンアップしましたが、今回マイナーバージョンアップします。 ■バージョンアップ内容 ・バグフィックス 丸め誤差のため、画像中ホワイトポイントを取るピクセルを選択範囲に含めることができない場合があるのを修正しました。 よろし…