省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

ART と GIMPの連携

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 ARTのディスカッションフォーラムに、ARTをGIMPのRaw現像プラグインとして動かせるか、という質問が載っていました。

discuss.pixls.us

 RawTherapeeとは異なり、GIMP側からARTをRaw現像のプラグインとして呼び出すことはできないということは明らかになりましたが、逆にARTからGIMPを呼び出して画像を転送することは可能です。そこで、それで対応すればよいのではという話になりました。

 私の場合は、環境設定で以下のように設定しています。

環境設定でGIMPを外部エディタとして指定する

 カスタムコマンドラインで指定したほうが確実です。

外部エディタで編集アイコンの位置

 そして、外部エディタで編集コマンドのアイコンをクリックすれば転送できます。一旦テンポラリーファイルに出力し、GIMPに読み込ませる形になります。但し、おそらくGIMPの問題のようですが、元のファイル名に日本語が含まれていると失敗します。通常のRawファイルには日本語ファイルが含まれていないので問題はないと思いますが...

[外部エディタで編集]ボタンを押すとデモザイク終了後GIMPが起動

カラープロファイル確認ダイアログ
(通常は 維持 で良い)

GIMPが開く