省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

ImageJ / Python プログラミング Tips: ImageJ Fiji 独自の API があった

 ImageJ の Generil Dialog の書き方の情報を色々検索しているうちに、ImageJ には Fiji ディストリビューション独自の API が存在することに気づきました。Fiji で使われている ImageJ は実は ImageJ そのものではなく、ImageJ2 というプログラムです。ImageJ2 は ImageJ との 100% 下位互換性を確保しつつ、さらにプラスアルファの機能を加えた派生プログラムです。本家の ImageJ も進化しているので、ImageJ2 は ImageJ の後継という訳ではありません。

 とはいえ、今まで ImageJ2の独自機能を使っていたわけではないので、単に ImageJ 本家だと手動でインストールや設定を加えなければならないライブラリやマクロを、あらかじめ便利にプレインストールしてくれる、単なるディストリビューション・パッケージぐらいの認識でした。

 ところが、Generic Dialog の機能に関する情報を漁っているうちに、Fiji 独自の API があることに気づきました。

 その一覧が以下のページです。Fiji 拡張パッケージの一覧があります。

javadoc.scijava.org 中には、loci.plugins など 追加プラグインを入れれば、本家 ImageJでも使えるパッケージもあるようですが...

 

 Generil Dialog にも拡張があります。

javadoc.scijava.org

javadoc.scijava.org

 多分、パッケージ名のどこかに fiji がついているものが、Fiji 独自のパッケージのようです。それ以外にもあるかもしれませんが...

 これから何か使えるものがないか見てみるつもりです。