省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

家庭内のネット接続方式の違いでどれほどインターネット速度の違いが出るか

 先日インターネット計測サイトで結構違いが出るという記事を投稿しました。では家の中で接続方式にどの程度違いが出るでしょうか?

 我が家の構成は以下のようになっています。

 

我が家の構成

 1階にNTTの光ファイバーの終端装置とそれに接続したソフトバンクのWi-Fi ルータがあります。基本的には、他の PC はそこから電波を拾っているのですが、同時に、Wi-Fi ルータから2階に有線 LAN を這わせています。1階からの電波が弱くて支障があるとき用に、もう1台 Wi-Fi ルータがあり、これはリピーターモードで使っています。他に、2階のデスクトップの横に TP-Link の無線中継機を置いています。おそらくこの無線中継器は、送信元からの電波を増幅する機能があるようです。以下それぞれの場所で測定した結果を見てみます。測定には Fast.com を使います。

 

・1階 Wi-Fi ルータ有線接続

 Les's Note の SV9 で受信すると、大体 500M/bps 弱ぐらいのスピードが出ます。

・2階 有線 LAN

 1階に比べて、20 - 30M/bps 程度減衰します。1階で 480 ぐらい出ていたら、2階で450ぐらいになるという感じです。

・1階 Wi-Fi ルータ無線接続 ルータすぐ近く

 前にも書きましたように、5G で接続しても、近くでも半分以下に速度が落ちます。有線が 480 - 90 だったら無線で 220-230 ぐらいです。これはソフトバンクから借りている Wi-Fi ルータの限界かもしれません。Wi-Fi ルータの有線部に、より性能の良い Wi-Fi ルータを接続すればもう少し速度が上がるかもしれません。

・2階 Wi-Fi ルータ無線接続 ルータ真上

 1階の Wi-Fi ルータの真上で、1階のルータと無線で接続すると、5G で接続して、40M ほど減衰し、180 程度になります。2.4G で接続すると速度はその半分になります。

・2階 Wi-Fi ルータ無線接続 デスクトップ

 2階の、デスクトップ PC は1階の Wi-Fi ルータの真上の横の部屋になります。真上より 5m ほど離れているでしょうか。このデスクトップ PC は TP-Link の Nano という小型の USB 接続受信機を使っていますが、小型の分、受信性能はさほど高くないようで、こちらだと、1階のルータと Wi-Fi で接続すると90 前後になります。ちなみに SV9 ですぐ横で計測したところ、120 - 30 程度でした。一方2階のアクセスポイントと接続するとかなり上がって、170 - 180 ぐらいになります。また、1階のWi-Fi ルータと無線でつながっているリピータと有線でPC とつなぐと 200 -210 ぐらいになりました。なお、有線でつないだ無線中継機と他の無線を併用するとむしろ速度が下がります。電波の干渉が起こるのでしょうか?

 なお、2.4G にすると 1階のWi-Fi ルータとの接続で 7M 以下、2階のアクセスポイントとは、18M 程度となりました。速度は、5G の 1/10 未満で、速度の低下が著しいです。確かに規格的には、5G より速度は遅いはずですが、その一方、理論的には、2.4G のほうが 5G よりも電波は遠く届くはずです。そう考えると差がありすぎます。おそらく、近隣や他機器などとの電波干渉が激しく、実際には 5G よりもむしろ届きにくくなっているのかもしれません。

 ちなみに無線中継機と無線でつなぐと、速度は 60M 以下に落ちてしまいます。ただし無線中継機と 5G でつなごうが 2.4G でつなごうが、ほぼ速度は変わりませんでした。これは無線中継機が PC のすぐ横にあるからかもしれません。

 

 とりあえず今までの実験で、Wi-Fi ルータとやや距離の離れている PC を接続する場合、最も良い結果が出たのは、PC の近くに Wi-Fi ルータと無線で交信する無線中継器をおき、中継機と PC を有線で接続するのがベストでした。多分無線中継機を1階のルータと無線でつなぐより、2階の AP と無線でつないだ方がよりパフォーマンスが上がると思いますが、そこまでやっていません。