省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-3040他 (N331編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台の、クモハ211-3040他、N333編成です。

クモハ211-3040 (長ナノ) 2024.9 大月 海側

クモハ211-3040 (長ナノ) 2024.6 高尾 山側

モハ210-3040 (長ナノ) 2024.6 高尾 山側

モハ210-3040 (長ナノ) 2024.9 大月

モハ210-3040 (長ナノ) 2024.11 大月 海側

クハ210-3040 (長ナノ) 2024.9 大月

クハ210-3040 (長ナノ) 2024.11 高尾 山側

本車の車歴です。

1989.8 川崎重工製造 (高タカ) → 2006.9 千マリ → 2013.2 長ナノ → 現在に至る

 製造当初は高崎、東北線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は 3079, 80 でした。2006年9月 E231系の導入で、そのまま転用できる房総地区へ移動し、113系を置き換えます。なお、E231系の導入で高崎・東北線系統にもグリーン車導入が始まりましたが、グリーン車が好評だったため、既存の211系も組み替えてグリーン車を導入することになりました。この時、一部の 3000 番台車は、グリーン車を挟んだ10輌基本編成に組み替えられましたが、組み換えから漏れた 3000 番台車輛が房総地区へ移動したようです。しかしそこでの活躍は比較的短く 7 年ほど使われたところで、他線区から転出してきた 209 系に置き換えられ、2012.10 中間のサハは廃車となり、長野地区にやってきました。

 当初は長野地区中心に運用されていましたが、2022年北陸新幹線延伸、信越線のしなの鉄道譲渡で高尾口にも恒常的に姿を見せるようになりました。