2022.7.27追記
※2021.6.13追記
6/10~12に掛けて、筆者自作のプラグイン3本についてアップデートを行いました。基本的には、複数の画像ファイルを読み込んだ際、最後に読み込んだファイルに対して動作するようになっていたのを、現在選択している(アクティブな)ファイルに対し動作するように修正を行っています。各リンク先のファイルを入れ替える形でアップデートを行いました。
「GIMPを便利に! プロジェクト」と称して、GIMPの操作性の今一つ足りないところをちょっと便利にする自作のプラグインを作成・公開したり、他の方が開発したプラグインを日本語化の方法を含めて紹介したりしておりますが、3つになりましたので、インデックスページを作成しました。今後作成、もしくは紹介するプラグインが増えましたら、こちらのインデックスに随時追加していきます。
なお、私は基本的にGIMPを写真編集で使っていますので、作成するのは写真編集で便利なツールだけとなります。
■可視レイヤー直接エクスポートプラグイン (公開: 2021.2.26)
元編集画像をレイヤー統合せずに維持したまま、統合した画像を出力できます。編集過程を残したい場合便利です。
■レイヤーマスク編集モード切替プラグイン (公開: 2021.3.3)
レイヤーマスク編集モードと表示モードを同時に切り替えられます。私はよくマスクを編集するつもりで、マスク表示モードに切り替えたあと編集モードに切り替えるのを忘れて、変なところを編集してしまうことがありましたが、これでそういうミスがなくなります。
■画像ファイルをレイヤーマスクとして読み込むプラグイン (公開: 2021.3.5)
選択したレイヤーに対し、読み込んだファイルを面倒な操作なく即マスクとして貼り付けることができます。当サイトで公開しているImageJ対応マスク作成ツールで作成した画像を即GIMPにマスクとして貼り付けるのに超便利です!
■選択範囲を新規レイヤーとして転換するプラグイン (2021.3.12 公開)
色域指定などで指定した選択範囲部分を新規レイヤーにコピーする (選択外部分は透明になる) プラグインです。ドイツの方が書いたプラグインを日本語対応およびメニュー位置をアレンジして使う方法について紹介しています。黄変ネガ写真補正の際、追加補正作業が非常に楽になります。
■選択範囲を新規レイヤーとして複写, 切り抜くプラグイン (2021.5.17)
上のプラグインと被りますが、選択範囲を別レイヤーに複写したり切り抜くプラグイン (layer-via-copy-cut.py) です。おそらくロシアの方が開発したものを日本語化して導入する方法について紹介しています。
■マスク画像に一挙にガンマ補正を掛けるプラグイン (2022.8.21 公開)
本プラグインは、複数のレイヤーマスクが存在する場合に、一挙にそのマスクにガンマ補正を掛けるプラグインです。ガンマ補正を掛けるレイヤーマスクを選択することもできます。
■マスクの透明度 & コントラスト調整プラグイン (2023.8.12)
本プラグインはマスクの透明度を以下の様なダイアログから調整するプラグインです。
例えばマスクの最低透明度を 50% に引き上げると下記のようなマスクが作成できます。
範囲指定を行ってから本プラグインを動作させると、指定範囲のみマスクの透明度が調整されます。
■GIMP対応 ImageJ スタック形式 カラー TIFF ファイル 読み込みプラグイン (2023.11.14)
ImageJ から出力されたマルチページ RGB TIFF ファイルを、GIMP 上で読み込んだ上、通常の画像ソフトで読めるカラーTIFF ファイルに変換するGIMPプラグインです。
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[2022.7追記]
〇Mac OSユーザに向けた GIMP用プラグインのインストール方法
Mac OSの中身はUNIXです。このため、Windowsとはことなり、こちらで公開しているGIMP用プラグインをただGIMPのプラグインフォルダにコピーしただけでは動作せず、ターミナル・コンソールからのコマンドライン操作による設定変更が必須になります。
Linuxユーザであれば、コマンドライン操作が分からないというユーザはほぼいらっしゃらないと思いますが、Macユーザの中には、コマンドライン操作の経験がなく、インストールを行うハードルが高い、と感じられる方がいらっしゃるかと思います。そのような方のために、以下にGIMPプラグイン・インストール方法の解説記事を用意しました。参考になさってください。
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