省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

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darktable 3.6.1でbase curveを使わずNX Studioに現像結果を似せる

ここのところNX Studioの現像内容を検討してきて、NikonカメラのRawファイルは、やはりNX Studioで現像するのが基本だな、という思いを強くしてきました。デフォルトでカメラ設定を反映してくれること、そしてやはり梅レンズが松レンズになる色収差補正能力…

darktable3.6.1で、高ISOノイジー画像のノイズ低減効果が劇的改善

バージョンが3.6.1になって、ようやくWindows環境でdarktable3.6が使い物になるようになりました。そこで今動作確認中です。まず、すでに指摘したと思いますが、3.4から3.6に変わって、デフォルトのワークフローが、ディスプレイ参照ワークフローから、darkt…

darktable 3.6のバグフィックス版 3.6.1がリリース

darktable3.6ではかなりバグが多いということを以前報告しましたが、昨日 (現地時間では9/15) darktable3.6のバグフィックス版3.6.1がリリースされたようです。 github.com とりあえず、サブ機にインストールしてバグ修正状況を見ましたが、Windows版の日本…

darkable3.4 - フィルミック RGBモジュール解説

darktableの目玉機能であるフィルミックRGBモジュールのレファレンスです。デフォルトのグラフには、緩いS字カーブが示されますが、これはトーンカーブです。但し、他の現像ソフトやフォトレタッチソフト等のトーンカーブとは異なりカーブを直接いじれません…

カメラメーカー純正現像ソフトだとノイズ低減処理はダメというのは本当か?

Nikon純正現像ソフトをNX Studioに変えてから、いろいろと比較現像などを行っていますが、どうも最近のCapture NX-DやNX Studioは思った以上に高性能なのではないか、という気がしてきました。そこで、次は、ネットなどに書かれているカメラメーカー純正ソフ…

色収差補正 Raw現像ソフト間比較 / Nikon NX Studio, darktable, RawTherapee, Luminar3

先日、Nikon D5500のRawファイルを使い、Raw現像ソフトの間で空の色がどう異なって処理されるかを検証しました。その際、デフォルトで色収差の補正が掛かったりかからなかったりしました。 今回、Raw現像ソフトの色収差補正機能がどうなのかを調べてみます。…

darktable 3.6から3.4へバージョンダウンしました。ところが...

darktableを3.6にバージョンアップしてみましたが、不便なので3.4に戻しました。一番困ったのは、ファイルの取り込みです (なお、Windows上で使っています)。ファイル取り込みには、add to libraryとcopy & import という二つの選択肢があるのですが、add to…

darktable3.6で、NikonのRawファイルをExpeed4, 6処理に近づけてみる

先日の検証で、darktable3.6のデフォルト設定が、Expeed4と同様、かなりニュートラル志向であることが分かりました。ここでdarktable3.6で、NikonのD5500のRawファイルを読み込んで、Expeed4, 6に近づける設定を試してみます。たぶんD5600もセンサー等は同じ…

同一のRawファイルをプロファイルを変えたりソフトを変えて現像してみると...

先日、NX Studioを使ってピクチャーコントロールを変えた現像の比較検証を行いました。今回それに引き続き、梅雨明け後しばらくして非常に空が青かったので、ちょっと撮ってみた写真を使って、現像ソフトを変えたり、プロファイルを変えて現像してみるとどう…

不均等黄変ネガ写真補正技法総覧 - 画像情報や色域指定を活用したマスクを使ったローカル補正法

画像情報や色域指定を活用したマスクを作って変色部分の補正範囲を指定し、それに対して局所的(ローカル)に色彩補正機能を適用することで変色部分を補正します。マニュアル補正法とは異なり、マニュアルではなく、画像情報等を活用して範囲を指定するので補…

不均等黄変ネガ写真補正技法総覧 - 明度ゾーン別補正編

フォトレタッチソフト等では、明るさのゾーンごとに色の調整をできる機能を持っているものがあります。不均等黄変が特定の明るさのゾーンに限られている場合、例えば、空の部分だけ黄変がみられるようなケースでは、このような調整機能が有効な場合がありま…

不均等黄変ネガ写真補正技法総覧 - マニュアル色塗り補正法

マニュアル色塗り補正法は、変色した範囲に対し、マニュアルで色を塗ったり、マニュアルで範囲を指定して色を変換させたりしてローカル(局所的)に補正する方法です。変色範囲が広かったり、形が複雑だと膨大な手間と時間がかかります。また補正範囲と非補正…

不均等黄変ネガ写真補正技法総覧 - グローバル補正編

当サイトでは不均等黄変ネガカラー写真について主としてBチャンネル再建法を中心に技法についてお伝えしてきましたが、ここでそれ以外の技法を含めて整理してみたいと思います。事例については、他サイトの事例へのリンクも含め紹介していきます。まずはグロ…

黄変ネガ追加補正における RawTherapee vs. darktable の補正効果比較

ここのところ新しい不均等黄変ネガカラー写真のBチャンネル再建法による標準的な補正手順を考えていました。4月に公表した拙作の汎用色チャンネルマスク作成ツールを使うと、写真を補正する際に、かなり色調を制御可能なことが分かってきたので、これを活用…

RawTherapeeの色の諧調補間効果の高さ - 新・黄変ネガカラー写真補正過程例示(3)

当記事のポイント ・フリーのRaw現像ソフト、RawTherapeeは色の階調補間に高い効果を持つ ・写真の、よりリアルな補正を追求するために、色の階調をどの程度まで補間して増やせているのかという指標は重要ではないか。ただし色の階調が増えたからと言って必…

darktable マスク編集方法 (2) - パラメータ指定マスク (パラメトリックマスク)

←「マスク編集方法(1) ダイアログの説明と描画マスク」に戻る ■パラメータ指定マスク パラメータ指定マスク(parametric mask)とは、描画マスク(drawn mask)のように、画面上にマスクの形状を描くのではなく、マスクの適用範囲を、明度や色相、彩度の値によっ…

darktable マスク編集方法 (1) - ダイアログの説明と描画マスク機能

さて、フリーのRaw現像ソフト darktable には、大半の編集モジュールに共通して適用可能なマスク編集機能があります (Lightroomの部分補正機能も同様のようです)。現状RawTherapee (本家安定バージョン)は、描画マスク編集によるローカル補正機能は基本的に…

darktable - シーン参照ワークフロー超入門

GUI対応のフリーウェアのRaw現像ソフトの代表としては、 RawTherapeeと、darktableが挙げられると思います。個人的にはフィルム・シミュレーション機能が良くてRawTherapeeを愛用していますが、ユーザ・インターフェースが難しいと敬遠される方も多いようで…

darktable 3.4 を使ったカメラによるネガデュープ画像のネガポジ反転の方法

2021.10追記 Windows版 darktable Ver. 3.6.0 (2021.7リリース) では日本語を使ったファイル読み込みにトラブルが生じていましたが、現在3.6.1がリリースされて(2021.9)、ファイル読み込みトラブルに関しては解消されています。 以前、フリーウェアのRaw現像…

フリーのRaw現像ソフト、Darktableでもネガポジ反転機能を搭載

2021.1.30に、darktable Ver. 3.4 によるネガポジ反転の仕方についての解説を公開しました。こちらをご覧ください。 このところ、ネガフィルムのデジタル一眼カメラによる写真取り込み(ネガデュープ、デジタル化)に使えないかと思い、Raw現像ソフトやVuescan…