写真用語
ARTのホワイトバランスモジュールの下に「色偏差」tint というパラメータがあります。写真をマゼンタ寄りにするか、グリーン寄りにするかを調整するパラメータです。この色偏差という訳語は RawTherapeeの日本語版が採用していたものをそのまま受け継いだも…
先日、ART / RawTherapee および darktable のフィルムシミュレーションについて記事を書きました。その際、フィルムシミュレーションに使うのがHaldCLUTファイルです。Hald というのは語源がよく分からないようですが、CLUTというのは Color Lookup Table …
ART1.11安定版から正式に韓国語翻訳が付きましたが、実は私が翻訳をつけました。日本語と韓国語は似ていますし、また写真用語の日本語からの影響も大きいだろうと思って翻訳してみたのですが、なかなか良い経験でした。韓国の方で気づく方がいらっしゃるかど…
先日、翻訳に困る写真用語と題して記事を書きましたが、その後 darktable のマニュアルを見ていたら、そのあたり定義が説明されているのを見つけました。とりあえず、 darktable 3.6.x の説明書 12.1.8. darktable's color dimensions (p. 238以下)から引用…
本記事の要約 ・英語でも複数の定義があり、それぞれの定義に基づいて、ネットに様々な解説が散乱しているので、分かりにくい。 ・Saturationは、明るさを考慮しない色の鮮やかさ、それに対して Chroma は、科学・技術的には、物体自体の色の鮮やかさの意味…