省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

鉄道

客室内がクリーム色にペイント塗りされていたクハ55402 (1977.5)

こちらは、新前橋区にいた、クハ55402です。残念ながら新前橋区にいるところしか撮れなかったので、全景写真がありません。しかし内部がクリーム色にペイント塗されていた室内写真が鮮明に撮れていますので、当時の記録資料としてアップします。 クハ55402 (…

新前橋にいたもう1台の埋め込みヘッドライト旧国 クハ55406 (1975.10)

さてこちらは、新前橋にいたもう一台の埋め込みヘッドライトのクハ55です。 クハ55406 (高シマ) こちらの埋め込みヘッドライトのクハ55の特徴は、運転台の窓が黒いHゴムになっていたことです(写真撮影当時)。もう1台の埋め込みヘッドライトのクハ55403は灰色…

高崎近郊信越線ローカルで運用されたクハニ67902 (1975.10)

先日、本車の僚機であるクハニ67900の写真を紹介しましたが、こちらは902です。やはり伊東線用にクハ55から改造されましたが、1964年に伊東線の113系化と共に、列車や気動車で運行されていた信越本線高崎-横川区間運転の置き換え用に新前橋に移ってきました…

富士急行自社発注の車両たち - 蔵出し画像

現在の富士急行はすっかり他社中古車両の天下となってしまいました。205系の、しかも初期タイプを含んだ車両がいまだ活躍するのがみられるのはうれしいことですが... しかし、かつては自社発注の車両も活躍していました。 まずこちらは5000形です。手前のパ…

埋め込みヘッドライトのクハ55403 (1975.10) - 蔵出し画像

先日埋め込みヘッドライトであったクモハ41044を紹介しましたが、やはり新前橋区にいた、埋め込みヘッドライトのクハ55を紹介します。これも新規に作成した補正ツールで日の目を見た画像です。実はもう一両新前橋区には埋め込みヘッドライトのクハ55がいまし…

鉄道写真の事例 - Expeed4 / 6 / Adobe Standard 処理比較

ここまで、NX StudioやAdobe Standard DCPファイルによる現像処理の比較事例をお見せしてきておりますが、今回は鉄道写真です。以前お見せした、人工物の多い食堂の室内写真でも色相の差自体は少ないのが確認されました。今回もほぼ人工物オンリーなので色相…

埋め込みヘッドライトが残されていた新前橋区のクモハ41044 (1975.10)

今回取り上げるのは、新前橋電車区にいたクモハ41044です。更新修繕の際、ヘッドライトの大型化(250W化)が実施されているにもかかわらず、なぜか埋め込みのままだったという珍車です。実は今回取り上げる車、以前のブログで取り上げていました。 blog.goo.ne…

高崎-横川間専用で運用されたクハニ67900 (1975.10)

こちらは信越本線、高崎-横川間専用に運用されていたクハニ67です。とはいえ原型ではなくクハ55から改造されたグループです。元々は伊東線用にクハ55から改造されたようですが、後に伊東線の新性能化および信越ローカルの電車化で新前橋に転属したようです。…

飯田線旧形国電 辰野→豊橋直通 1230M 6時間半の行程 全録音

以下のyoutube URLにて、飯田線旧形国電辰野→豊橋直通 1230M 6時間半の旅程の全録音動画を限定公開しました。この録音は飯田線旧形国電置き換え直前の1983年6月10日に録音したものです。限定公開のためyoutube上から検索はできません。 現在飯田線には全線を…

1975年3月改正 飯田線電気機関車運用図

先日1975年改正飯田線電車運用図を掲載しましたが、次は電気機関車運用図です。 まず豊橋機関区のEF10の運用から... 豊橋機関区EF10機関車運用表 豊橋機関区 EF10 運用ダイヤ (豊橋-中部天竜間) 二番目の資料は、豊橋-中部天竜間昼間ダイヤと題されています…

サハ57を制御車化した高崎地区のクハ55431 - 蔵出し画像

こちらは、高崎近郊で使われたクハ55431です。一見して分かるように特異な顔立ちをしていますが。これはもともと中間車(サハ57)を制御車化したためです。今もそうですが、大都市圏で使われた車両を地方に転出するときに、中間車の過剰と制御車不足が起こりま…

身延線電車運用図表 (1977年春現在)

こちらの電車運用図は、1977年春に沼津機関区から頂いた青焼きの運用図を、見づらいため書き直したものです。おそらく飯田線と同様1975年3月に改正されたものではないかと思います。 身延線・中央線(塩山-韮崎区間運転) 車両運用図 (1977年3月) この運用図は…

モハ40を中間電動車化したモハ30001 (1975.10)

さて、本日ご紹介するのは、クモハ40を中間電動車化したモハ30です。但しトップナンバーは30000だったので、本車は2番目に若い番号となります。浅原信彦さんが書かれた国鉄電車ガイドブック 旧性能電車編(上) によりますと、1953年に桜木町事件対策として中…

1975年3月改正 飯田線電車運用図

前回は1983年の飯田線旧型国電置き換え計画について記事を書き、同時に1978-83年の電車運用図も掲載しました。今回は飯田線豊橋口に80系が進出する前、1975年3月改正の飯田線電車運用図を掲載します。これは豊橋機関区の戦前型旧型国電の最後の運用でもあり…

1983年6月 飯田線旧型国電置き換え計画 (1978.10改正運用図表付き)

さて、先日1981年当時の身延線の旧型国電の置き換え計画を公開しましたが、今度は1983年6月の飯田線伊那松島区の旧型国電置き換え計画です。当時すでに3月改正で豊橋区の80系は119系に置き換えられていました。おそらく乗降客の多い豊橋口で、豊橋口中心に運…

鉄道色のリファレンス(2): 横須賀線色

さて、写真補正のための鉄道色の色のリファレンスを掲示する記事、2回目です。今回は、筆者が大好きな横須賀線色です。湘南色は、もちろん発祥の地と由来の深い蜜柑を象徴した東海道線に使われるのは構わないと思うのですが、個人的にはどこかけばけばしくて…

1981年7月 身延線旧型国電置き換え廃車回送計画

昔の撮影メモから... 当時富士電車区で取材した、1981年7-8月の身延線旧型国電の新性能車置き換え計画です。そういえば今年は身延線の旧型国電が置き換えられてからちょうど40周年になります。旧型を置き換えた115系ももはやなく... 1981年8月4日以降はクモ…

鉄道色のレファレンス (1): 湘南色

写真カラー補正のため、色のレファレンス値を示しておくことが重要になると思います。以下、シリーズで鉄道の色のレファレンスとなる値を掲示していきます。1回目は湘南色です。 湘南色は1949年に登場し、東海道線に投入された、80系で初めて採用された色彩…

蔵出し画像 福塩線 クモハ51053 (1977年3月)

先日GIMPのスクリーンモードの活用法が分かりましたので、再び同様な条件(逆光による露光不足)の写真を補正してお出しします。福塩線のクモハ51053です。 クモハ51053 (岡フチ) このような条件の写真の補正には、RawTherapeeの「CIE色の見えモデル2002」より…

クモハ51043 写真再調整 / 逆光による露光不足をGIMPスクリーンモード+マスクで補正する

先日、GIMPレイヤーモードのスクリーンでの補正を紹介する (粒子の荒れを目立たせずに暗い画像を明るくできる) 際にサンプルとして用いた福塩線クモハ51043の画像ですが、スクリーンモード+マスクで再補正を試みました。 再び、オリジナル写真の掲示から...…

クモハ114-1503 (1992.6)

またまた、旧型国電ではないですが、発掘したフィルムの蔵出しです。こちらは1992年6月、小出駅で撮影した115系第1次新潟色 (1987年登場) の編成でクモハ114-1503(新ナカ)です。後ろはクモハ115-1532だったようです。もともとは70系の置き換えとしてTcMMTc編…

天竜峡駅に憩うクモハ43015

クモハ43015 (静ママ)固有の色数: 1,008,114色 さてこちらの写真は、阪急のデイ100に対抗すべく1934年に国鉄の京阪神間に投入された、ご存じ関西急電の祖、クモハ43の飯田線での最晩年の姿です。 ところで、この写真は赤変褪色したラッシュフィルムをコニカ-…

1977年 福塩線旧型国電置き換え計画

先日、福塩線の写真を掲載したときに、当時の旧型国電の運用表も掲載しましたが、同時に1977年6~10月にかけて行われた、戦前型旧型国電を阪和線から捻出された70系に置き換えた計画の資料もありますので、それも今回蔵出ししたいと思います。 阪和線はかつて…

落成直後のワインレッドカラー クモユニ143-1 (1981年7月)

こちらは、JRで最後まで残った郵便・荷物車となったクモユニ143-1の落成・新製配置時の姿です。1981年の身延線の新性能化により、それまでクモハユニ44がになっていた郵便、荷物輸送を担当するために、斬新なワインレッドで登場しました。身延線はトンネル断…

蔵出し画像 福塩線 クモハ51043 (1977年3月)

引き続き福塩線の旧型国電を紹介します。こちらは福塩線を走っていたクモハ51043です。 クモハ51043 (岡フチ) 福山駅 福塩線の旧型国電は、全国で唯一、新幹線ブルー(青色20号)一色に塗られており、非常に異彩を放っていましたが、この車両はその中の一両で…

横須賀線 E217系 Y-1編成

引退迫る横須賀・総武線用E217系です。本系列は省電力・低コスト・短寿命を目標に作られた209系の近郊型に適用したいわば209系の近郊型バージョンと言えます。209系は登場時から側板ベコベコ、窓は一切開閉不能のいかにも安普請といういわばロクサン系の再来…

春の福塩線、長閑に走る青色20号の旧型国電三連 (1977年3月) - 蔵出し画像

先日福塩線のクモハ51067の写真を掲示いたしましたが、同時期に撮った、菜の花をバックに春の福塩線を長閑に行く旧国三連の写真です。1977年のちょうどほぼ今の季節でした。 福塩線 備後本庄-横尾間 (1977.3.29) 当時から福塩線沿線は結構家や工場が立ち並ん…

惜別 185系 中間車たち

さて本年3/13のダイヤ改正を控え、3/12限りでJR東日本で特急「踊り子」で運用されていた185系が引退します。今後波動輸送に使われるのかどうかは分かりませんが、40年前近くに登場しており、また塩害もあると思われますので、いずれにせよ完全引退も間近いこ…

蔵出し画像 福塩線 クモハ51067 (1977年3月)

福塩線と言えば、旧国鉄で初めて1M方式で設計された新性能電車105系が、当線用に初めて配置され、それから40年近く活躍している、いわば1M方式新性能電車の原点と言えます。しかしその前に、全国唯一、新幹線ブルー(青色20号)単色に塗られた旧型国電が活躍し…

日光線のクモハ107-1, クハ106-1 (1991.9)

さて、昔の写真をスキャンしたら出てきた写真です。撮影したのは1991年9月上旬で、奥鬼怒に行った帰り、残った青春18きっぷ消費のため日光線経由で帰った時に撮影しました。青春18きっぷが残っていなければ東武で帰っていたでしょう。ちょうど日光線、日光駅…