中央東線の211系 6輌編成のクハ211-2019他です。本編成はロングシートで、元々は東海道線用として製造されました。製造は民営化後で、この頃は東海道線の混雑対策として、ロングシートの基本編成として製造されました。
本編成の車歴です。
1990.10 川崎重工製造 東チタ → 2013.3 東トウ → 2015.3 長ナノ → 現在に至る
本編成は当初東海道線用として下記の編成で製造されました。
(東京方) クハ211-2019+サハ211-2025+モハ211-2025+モハ210-2025+サハ211-2026+サロ213-7+サロ212-7+モハ211-2026+モハ210-2026+クハ210-2019 (静岡方)
この編成からサロを全面2階建てで製造することになり、サロ210, 211 からサロ212, 213 となりました。
しかし、結局東海道線系統の4扉車統一による233系の導入で、211系は東海道線から撤退することになり、2012年12月、長野総車セにてサハとサロは編成から抜かれて廃車となり、他車は他線区への転用を待つこととなり、3年間疎開となりました。
その後、長野総車セに入場し中央東線転用のため整備工事を受け、2015.3 より正式に長ナノへ移籍し、115系の後を受けて中央東線での活躍を開始しました。