2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、先日元サロハ46だったクハ68109を紹介しましたが、こちらも同じサロハ46→クロハ59→クハ55→クハ68と複雑な経緯を経てきた車両です。なお、関西向け43系のサロハ46は4両いましたが、その後身のうち2両が身延線にいたことになります。後の1両(クハ68111)…
ARTのフォーラムで、CANONのRFカメラにおいてレンズ情報が不正確になる問題が報告されています。すべて不正確なのではなくレンズの組み合わせによって正しかったり、正しくなかったりするようです。ここで報告されているのは Canon R5を使ったケースですが、…
こちらは身延線の原型クハ47としてはオーソドックスだったクハ47005で、006との見分けが困難だった車両です。この車は比較的良好な条件で、何枚も写真を撮る機会がありました。 クハ47005 (静ヌマ) 1981 富士電車区 クハ47005 (静ヌマ) 1980.12 富士電車区 …
こちらも、身延線旧形国電末期の日常輸送の主力として活躍していたクモハ51です。本車も828と並んで関西色豊かなクモハ51だったことが特徴で、関西型通風器が残っていた点、そして床下機器を見ると関西生まれのクモハ51だったことがすぐ分かります。通風器も…
こちらも地味に身延線の輸送を担ったクモハ60の一両です。正面は癖がなく、非常にオーソドックスな関東の旧型国電の表情をしています。但し通風器がつぶされていたのが残念でしたが... クモハ60812 (静ママ) 1977.9 富士電車区 クモハ60812 (静ヌマ) 1979.5 …
旧形国電末期の身延線には半流のクモハは多数いましたが、クハは3両しかおらず、いずれも関西・京阪神緩行線向けクハ55を編入したクハ68でした。戦時体制でなければ、本来クハ68として生産されるべき車輌だったと言えます。本車は68103と同様運転台左窓が2段…
今回はARTの遠近歪み (パースペクティブ) 補正の基本的な使い方について説明します。なお翻訳は以前はパースペクティブ補正としていましたが、日本語としてより分かりやすいかと、Ver. 1.12.1から遠近歪み補正に改めました。原語は Perspective correction …
本車はクハ47061と並んで前面直線雨樋と古典的な風貌を維持していた車両です。クハ47061との違いは前面に運転台中央窓下に空気取り入れ口が残っていたこと (47061は塞がれていました) 、台車がTR-23をコロ軸受けに改良した、70, 73, 80系の非電動車で使われ…
これも身延線の輸送を地道に担った、低屋根化されたのを除けば、普通のクモハ60です。クモハ14置換の際に、御殿場線から転用されました。 クモハ60814 (静ヌマ) 1979.5 富士電車区 唯一のカラー写真です。他の方が撮った写真を見ると室内はモスグリーンに塗…
本車はもともとはサハ48のトップナンバー48001でしたが、改造によりクハ47に編入された車です。終戦後は連合軍専用車に指定され、ロングシートに改造されました。日本の独立回復で連合軍専用車指定が解除された後も代用2等車として使われましたが、モハ32(→1…
本車は、サハ48から改造されたクハ47の第1号となった車両です。身延線への70系の投入でモハ32を地方に転出させることになりましたが、横須賀線におけるクハは付属編成用で数が少なくクハ不足となりました。そこで大阪から来たクハ58も併せて転出させるだけで…
UnixにEPWING閲覧ソフトをインストールしようとする人がどれぐらいいるか分かりませんが、情報もあまりないので備忘録としてここに記しておきます。 検索を掛けてもだいたい古い情報(2000年台半ば)が多いのですが、現時点でも、EPWING閲覧ソフト全般に関する…
本車は、関西型通風機が残ったのが特徴だったクモハ51です。なお窓のHゴム化は運転台右側窓のみと最小限で、室内もニス塗りが維持されていました。 クモハ51816 (静ヌマ) 1977.5 富士駅 クモハ51816 (静ヌマ) 1981.7 富士駅 背後に荷物車に積む荷物を運搬す…
こちらは関東生まれのクモハ51818、元51018だった車両です。本車はHゴム化された窓が最小限で、かつ3-4位連結面の樋も丸樋のまま維持されたことが特徴です。但し、客室内はモスグリーンのペイント塗潰しになっていました。 クモハ51818 (静ヌマ) 1977.9 富士…
今回は身延線の中で極めてオーソドックスな原形のクハ47です。全面窓は豊川分工場での更新修繕IIですべてHゴム化され、また前面に快速表示器も備えたタイプです。クハ47005も同じ外観ですので、車号が読み取れないと区別は困難です。 サハ48から改造されたタ…
ARTの設定保存ファイルの場所ですが、Windowsの場合は以下にあります。 C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\ART このフォルダにOptionsというファイルがありますがここに環境設定等で指定した内容や、前回実行したときの設定(最後に参照したディレクトリ等)…
こちらはクモハ60800とともに身延線旧形国電末期では数少ないノーシルノーヘッダー車だったクハ55441です。身延線では1970年代初めにはこれ以外に、ノーシルノーヘッダー車は、流電の中間車をクハ化したクハ47や、合いの子クモハ43810などが在籍しましたが、…
すでに当ブログの中でマゼンタがかったネガフィルム画像の補正の方法について何度か言及してきました(下記記事参照)。以下の記事では、ART、GIMPおよびImageJ+拙作のツールなどを使ってきました。主としてチャンネルミキシング(GチャンネルにRチャンネルの情…
本車は43系の制御車クハ58からクハ47に編入された車両です。戦後横須賀線用として上京するものの、すぐモハ32の地方転出に伴うクハ不足で、道連れとなって身延線に転出します。その後同じ仲間は、過半数が、飯田線の4両貫通の快速運用のため貫通路付きのクハ…
こちらも身延線の普通のクモハ51ですが、身延線の多数派のクモハ51とは異なり生粋の関西生まれです。関西型通風器も残しています。何度か比較的良い条件で写真を撮ることができましたが、1-3位側を良い条件で撮れた写真が1枚もありません。良い条件で撮れた…
本車はもともと、43系のクロハ59として製造されたものの、戦時中に3扉化されクハ68に編入され、さらに座席撤去を受けクハ55に編入、戦後座席整備を経てクハ68に再び編入されたグループの1両です。結局旧クロハ59のうち2扉で残った車両は1両もありませんでし…
今回はARTの編集プレビュー画面のいくつかの機能について見ていきます。今回紹介する機能は、基本的にはRawTherapeeと共通です。 ■補正前 / 補正後を画面で比較しながら編集する プレビュー画面の左上に、補正前/後比較モードを切り替えるアイコンがあります…
今回は飯田線の車輛を紹介します。こちらは、ロングシート車ながらも、高出力の両運転台車として伊那松島区で重宝に使われていたクモハ61の1両です。当時飯田線ではクモハ61003~005の3両のクモハ61が在籍していました。 なお今回お見せする写真のうち、モノ…
間もなく、ART バージョン 1.13 がリリースされます。新しい追加機能ですが、先日以下の記事で書いた通りです。なお以下の記事からちょっと翻訳を見直しています。 yasuo-ssi.hatenablog.com 他に、ダイナミックプロファイルの動作の若干の見直し、OM-1への…