2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
こちらは身延線を走っていたクモハ60です。運転台の左側の窓にRがついていたのがアクセントになっていました。ご覧のように2-4位側の床下機器が原型通り電気になっていましたが、これは元々クモハ60075で奇数向きだったものを身延線転用の際に偶数に転換した…
こちらはスキャンしたところ真っ黄色になってしまった写真です。他の方のサイトで、やはり真っ黄色になった写真が掲載されていることから、フィルムスキャナを使った場合に起こりうる、ある程度普遍的な現象のようです。実はこの写真以前黄変ネガの補正の研…
先日拙作のツールとGIMPを使ったデジタル化したモノクロネガフィルム画像のカビ取りの方法について書きましたが、本当はその前にGIMPでの写真編集作業に慣れていない方に向けて、一般的なGIMPでのほこり取りについて解説したほうが良かったように思います。…
先日、マゼンタがかったネガフィルムスキャン画像の補正にチャンネルミキサーを使ってGチャンネルにRチャンネルの情報をミックスすると、結構補正ができるという記事を書きました。 ところが、どうやら微妙なマゼンタ被りに限らず、様々なフィルムスキャン画…
ARTのホワイトバランスモジュールの下に「色偏差」tint というパラメータがあります。写真をマゼンタ寄りにするか、グリーン寄りにするかを調整するパラメータです。この色偏差という訳語は RawTherapeeの日本語版が採用していたものをそのまま受け継いだも…
やはり写真を整理してみたら、1枚しか出てこなかったのがこちらのクモハ51806です。しかもちょっとシャッタースピードが遅くてぶれています。ただ、この車、51822とは異なり、ネット上に結構写真が出ています。私がまじめに撮らなかったのか、あるいはやはり…
[おしらせ] この記事には、ツールのバージョンアップに対応した、以下の改訂版があります。 yasuo-ssi.hatenablog.com ------------ すでにカラーポジフィルムをスキャンした画像のカビ取り補修の方法については以下のページに公開しています。 yasuo-ssi.ha…
本車はクモハ60の中では60800と共に珍しく幌枠をつけたクモハ60でした。幌枠があった理由はいずれも一度関西に転出した経歴を持っていたからです。ただ本車の方は関西にはわずか1年しかおらず、大半は関東とその周辺で過ごしました。 クモハ60806 (静ヌマ) 1…
本車は身延線旧形国電末期に唯一のクモハ41として活躍しました。他に一時モハニとして使用されていた41800も存在しましたが、1975年3月に上松-松本-麻績(のち聖高原)区間運転用として43800代と共に北松本運転支所に転じます。 本車は形状を見ると変わり種…
2021年夏に、ImageJ対応 相対RGB色マスク画像作成ツールを改訂し公開し、さらに昨年のクリスマスにバージョンアップを行いましたが、今回さらにバージョンアップしました。今回追加した機能はモノクロ画像のサポートです。今までのバージョンでは1チャンネル…
ネガカラーフィルムをスキャナでスキャンすると、フィルム、フィルムスキャナやドライバによっても異なりますが、全体にマゼンタ(紫)がかることがあります。以下のページでもそのような現象に出会って困っていると書かれておられる方がいるので、これはある…
身延線はかつて住んでいた自宅から比較的行きやすかったこともあって、特に旧形国電の置き換えが決まった1981年には1両たりとも撮り逃しすまいと、たびたび通いました。それでもなかなか御縁のない車両はあるもので、後から写真を整理してみるとたった一枚し…
何といっても身延線旧形国電時代の象徴的存在というと、クモハユニ44の存在でしょう。本車はもともと横須賀線用として製造されましたが、1950年代に身延線に移動します。1両は大糸線で使われたこともありましたが、大糸線にはクモユニ81が移ってきて、最終的…
本車はもともと横須賀線32系の2等車(後、1等車、現グリーン車)として製作された車両です。32系の大半が地方線区に追われた後も本車は70系と共に使用され続け、113系の投入で横須賀線からの70系の撤退と同時に、かつての同僚が待つ身延線に移りました。34年と…
ART 1.12.1 で追加された機能として、入力プロファイルに色順応変換オプションが追加されたということは既にお知らせしましたが、もう一つ追加機能がありました。ファイルブラウザ画面における画像確認タブ上の、一番下に1:1 (100%ズーム) 表示アイコンがあ…
2/11に、darktableのマイナーバージョンアップ、3.8.1 がリリースされました。3.8.0からの変更点は、 ・新しい翻訳言語の追加 スペイン語とオランダ語 3.8.1 対応言語 ・レタッチモジュール下の修復ツールのスピードアップ レタッチモジュール ・$(DARKTABLE…
今回は、既に述べたクハ68を除く平妻車輌の車番同定です。これでアコモ改善車を除く1975-81年当時在籍した身延線全旧形国電車両の同定方法が完結します。 ■クモハユニ44 非貫通の電動車はクモハ14なき後はクモハユニ44のみでした。 まず44803は遠くから見て…
身延線旧形国電同定シリーズ、今回はクハ68です。 なお、前面にジャンパ栓受けがあり、貫通路および幅のある幌枠が備わっているクハが68です。身延線のクハ55には幌枠のある車両は1両もありませんでした。原型のクハ68は一両もなく、半流のクハ68はいずれも…
こちらは身延線の原形クハ47の1両です。この車両の正面の窓はご多分に漏れずHゴム化されています。全体を撮れた写真にはカラー写真が1枚もありませんでした。 クハ47008 (静ヌマ) 1981.5 富士電車区 クハ47008 (静ヌマ) 1981.5 富士電車区 クハ47008 (静ヌマ…
身延線のクハ47100代に関しては4両しかありませんし、それぞれ違いが明確なので容易に識別可能です。なお、クハ47100代は前面にジャンパ栓のある平妻、貫通式前面を持ちかつ運転台窓が1段引っ込んでHゴム化されている車両です。なお1975~81年の状況を基にし…
こちらは身延線の原形クハ47の一両である、クハ47003です。先に43系のクハ58を47に編入した47100グループを紹介しましたが、こちらは32系の由緒正しいクハ47です。身延線のクハ47の中には運転台窓がHゴム化されていない車両も結構ありましたが、その大半はサ…
さて、本車は身延線にいた、かつて京阪神間を結んだ43系の一員であるクハ58の後身、クハ47100番台のトップナンバーです。元々の番号はクハ58002でした。但し幌枠が取り去られ、顔が関東顔になっていた点、運転台正面窓が2枚ともHゴム化されていた点が惜しい…
ARTのオンラインディスカッションで、ARTでも、Lightroomの様に、Windows上で「エクスプローラーで表示 (Show in Explorer)」コマンドを追加してほしいという要望が上がっていました*1。これに対して、ユーザーコマンドで機能を追加すれば簡単にその機能が使…
既に身延線のクモハ51, クモハ60の同定フローチャートを公開していますが、今回は身延線制御車中、最大勢力、32系のクハ47の識別方法です。なお、前回と同様1975-81年の状態を基にフローチャートを作成しています。身延線旧形国電末期には旧32系のクハ47とし…
darktableのボランティア・エンジニアである Aurelien Pierre氏が現在開発中である、color-matching pictures という新しいカラーバランス調整の方法を紹介しています。 discuss.pixls.us もちろん、現在開発中なので、現行のdarktableに実装されていません…
このブログを開設してすぐアップしたクモハ53007の写真ですが、今回は、前回掲載した写真はすべてスキャンし直し、もしくは再補正を行いました。そのほか、室内や部分写真など蔵出し画像を今回掲載しています。 クモハ53007 伊那松島機関区 (1978.1) クモハ5…