省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

GIMP

GIMPの開発版が2.99.12にアップデートされていた...

GIMPの開発版が8/21に Ver. 2.99.12にアップデートされたようです。 www.gimp.org GIMPの開発版に関しては、今の開発状況が維持されるならば、個人的にはあまり期待できませんが、主な特徴として次のようなことが挙げられています。 ・キャンバス上でブラシ…

Bチャンネル再建法ツール ハイブリッド・アルゴリズム実装版 Ver. 4.53《8月アップデート》

[お知らせ (2022.8.20)] 以下に、当プログラムのバグフィクス・プログラムを公開しています。お使いの方は入れ換えをお願いします。また、新たにダウンロードする方は、当ページではなく、以下のページからダウンロードして下さい。 yasuo-ssi.hatenablog.co…

決定版! 不均等黄変・褪色ネガ写真のデジタル補正術 (5-3) (2022.7 ハイブリッド補正対応版)

[2022.9 補訂] 本記事は、2022.9.9にアップした Bチャンネル再建法補正ツール Ver. 4.6に合わせ、一部記事内容を補訂しました。 目次 1. 本連載記事の概要 2. 今まで紹介されてきた経年劣化による変褪色写真の補正術 3. 写真補正の原理 4. Bチャンネル再建法…

決定版! 不均等黄変・褪色ネガ写真のデジタル補正術 (5-1) (2022.7 ハイブリッド補正対応版)

お知らせ [2022.10.1 補訂] Bチャンネル再建法ツール アルゴリズム & UI 一部変更版 Ver. 4.7 公開に伴い、リンクを補訂しました。 [2022.9.9 補訂] Bチャンネル再建法ツール アルゴリズム & UI 一部変更版 Ver. 4.6 公開に伴い、リンクを補訂しました。 [20…

【不均等黄変ネガ写真補正ツール公開2周年】Bチャンネル再建法ツール ハイブリッド補正実装版 Ver. 4.5x《7月再アップデート》

[お知らせ (2022.8)] このプログラムには、以下のUI 改善 & バグフィックス版があります。 yasuo-ssi.hatenablog.com ------------ 本ブログ開設2周年を記念して、2022.7.17に新しいアルゴリズムを実装した不均等黄変ネガカラー写真補正・Bチャンネル再建法…

「GIMPを便利に!」プロジェクトの2本のプラグインを再アップデート

一昨日(2022.7.25)、「GIMPを便利に!」プロジェクトの以下の自作2本のプラグインをアップデートしました。2021年6月のアップデートで、複数の画像ファイルを読み込んだ際、最後に読み込んだファイルに対して動作するようになっていたのを、現在選択している(…

Mac OSにおける、GIMP 拙作プラグインのインストール方法

1. 準備 GIMPの場合、プラグインを置くディレクトリは、各ホームディレクトリの下の、 Library/Application Support/GIMP/2.10/plug-ins/ に置きます。ところが、デフォルトの状態では、このフォルダをFinderから非常に探しづらくなっています。そこで、事前…

Mac に Homebrewを使って、ImageJ (Fiji) & GIMPをインストールする

昨日、突然 Homebrew のインストールのインストラクションを記事にしたことから推察されたかもしれませんが、今後、自作ツールに関しては、Windows, Linux (Ubuntu) と並んで、Mac OS 上での動作検証や、インストラクションの執筆をおこなっていきたいと思い…

【ブログ開設2周年】 不均等黄変ネガカラー写真補正・Bチャンネル再建法ツールの新バージョン公開 (新アルゴリズム実装版)

本日、7月17日は、当ブログを2020年に開設してから2周年になります。2020年の夏に本ブログの開設直後に、不均等黄変ネガカラー写真の補正ための、Bチャンネル再建法による補正ツールを公開しました(2020/7/21)。それ以来使い勝手の向上のためバージョンアッ…

モノクロフィルム画像 光被り補正サポートツール (2)

前回は光被り補正サポートツールで、素材となる補正画像を何枚か作成するところまで説明しました。適切なパラメータを使って適切な素材補正画像を作るのもトライ&エラーで試して見なければならず、結構時間がかかります。それはともかく、ここでは、一旦、…

モノクロネガフィルム画像の光被り補正の試み

すでに、不十分ながらもカラーネガの光被り補正プログラムは作成しています。この場合、主にRチャンネルが光被りで明るくなるので、そこにGチャンネルのデータをミキシングして補正を試みるということをやってみました。 しかし、モノクロ画像に関しては1チ…

GIMP (& Photoshop) の紛らわしい概念: マスクとクイックマスク、およびイメージ関連オブジェクトとの関連

今まで、GIMPを使ったフィルム写真の補正テクニックを、自分が考案したものを中心に、いろいろと紹介してきました。ところで気づかれた方もいらっしゃるかと思いますが、今まで紹介してきた技法の中で、当然出てきておかしくないはずの、クイックマスクに私…

GIMP 2.10.32 がリリースされました

そろそろ、CMYKがサポートされたGIMPの開発版がリリースされているかと、GIMPのサイトをチェックしていたら、開発版より先に、安定版 2.10.32 が2022.6.14付で新規リリースされていました。もちろんバグフィクスが主ですが、新機能も入っています。 今回はCM…

Linux版 GIMPの日本語文字化けを直す

UbuntuでFlatpakを使って GIMPの開発版を入れたところ、日本語が文字化けします。ネットを検索したところ、下記に情報がありました。なお、現在GIMPは、Ubuntuでは、Flatpakを使ってインストールすることが公式サイトで推奨されています。 Linux flatpak版の…

GIMPの日本語翻訳ファイル作成法

過日 darktable の日本語翻訳ファイルの作成法について解説しましたが、その後 GIMP も Poedit を使って翻訳ファイルを作っていることが分かりました。 GIMPに関しては、Linux の Window環境である、GNOMEの日本語翻訳チームのメンバーである、sicklylife 氏…

GIMPがCMYKのサポートを予告

GIMPの公式サイトで、6/3付で、GIMPがCMYKを正式サポートする計画を公表しています。 www.gimp.org いままでは、GIMPの中心エンジンGEGLのアーキテクチャの問題でしっかりサポートすることが困難だったようですが、GIMP3.0に向けたアーキテクチャの改良でサ…

GIMP & 新・輝度マスク作成ツールによる ポジフィルムのほこり・カビ等デジタル補正 実践例

昨日、新・輝度マスク作成ツールをバージョンアップしましたが、今回はそれを応用した編集事例編です。 既にポジフィルムをデジタル化した画像の汚れ取りに関しては以下の記事に書いています。 yasuo-ssi.hatenablog.com ただ、この記事の場合は、カビもあり…

相対RGB色マスク画像作成ツールによる画像補正のポイント

先日、相対RGB色マスク画像作成ツールのバージョンアップを公開しました。またこれを使ったカビの痕跡取りや、現像失敗ネガフィルム画像の補正についても公開してきました。このツールで作成したマスクを使って画像補正する際に気づいたいくつかのポイントに…

現像失敗モノクロフィルム写真のデジタル救済の試み

手持ちの写真で現像処理に失敗した写真があります。これをデジタル的に救済できないかと考えて、まずまずの結果が得られたので、その補正過程を公表したいと思います。 まず現像に失敗したオリジナル画像です。 オリジナル画像 現像タンクの中でフィルムのリ…

GIMP 写真補正テクニック / モノクロネガフィルム画像のほこり取りを行う

先日拙作のツールとGIMPを使ったデジタル化したモノクロネガフィルム画像のカビ取りの方法について書きましたが、本当はその前にGIMPでの写真編集作業に慣れていない方に向けて、一般的なGIMPでのほこり取りについて解説したほうが良かったように思います。…

GチャンネルへのRチャンネルのミキシングは様々なフィルムスキャン画像の色被り補正に使える!?

先日、マゼンタがかったネガフィルムスキャン画像の補正にチャンネルミキサーを使ってGチャンネルにRチャンネルの情報をミックスすると、結構補正ができるという記事を書きました。 ところが、どうやら微妙なマゼンタ被りに限らず、様々なフィルムスキャン画…

モノクロフィルム・デジタル化画像のデジタルカビ取り補修方法

すでにカラーポジフィルムをスキャンした画像のカビ取り補修の方法については以下のページに公開しています。 yasuo-ssi.hatenablog.com 今回、モノクロネガフィルムをスキャンした画像で、オリジナルな方法で補修を行ってみました。基本的なやり方はカラー…

マゼンタ (紫) がかったネガフィルムスキャン画像の補正

ネガカラーフィルムをスキャナでスキャンすると、フィルム、フィルムスキャナやドライバによっても異なりますが、全体にマゼンタ(紫)がかることがあります。以下のページでもそのような現象に出会って困っていると書かれておられる方がいるので、これはある…

GIMP 2.10.30がリリース

GIMP 2.10.30が12/21にリリースされたようです。当初19日公開予定だったものが2日ほど遅れたようです。そのためダウンロードページの公開日は2021.12.19付けとなっています。 www.gimp.org 大きな点としては、AVIF, HEIF, PSD, DDS, RGBE および PBMファイル…

決定版! 不均等黄変・褪色ネガ写真のデジタル補正術 (6-2) (2021.12バージョン)

お知らせ 本記事は 2021年12月に改訂した新バージョンです。いろいろな情報を追加で盛り込んだ結果分かりにくくなってしまいましたので、整理しなおしました。なお改訂前の記事とは異なり、GIMPとともに、ImageJ対応・相対RGB色マスク作成ツールを併用した編…

決定版! 不均等黄変・褪色ネガ写真のデジタル補正術 (5-1) (2021.12バージョン)

お知らせ [2022.7] 当記事には、以下に2022.7.28公開のハイブリッド補正対応版補正ツールに対応した、新たな改訂版があります。ハイブリッド補正版を使われる方は以下の改訂版からプログラムのダウンロードを行ってください。 yasuo-ssi.hatenablog.com ーーーー…

決定版! 不均等黄変・褪色ネガ写真のデジタル補正術 (5-2) (2021.12バージョン)

お知らせ [2022.7] 2022.7.28にハイブリッド・アルゴリズムを実装した新しいImageJ用プラグインを公開しました。それに対応した説明は以下のページをご参照ください。 yasuo-ssi.hatenablog.com [2021.12] 当記事は、2021年12月にアップデートした、ImageJ用…

Bチャンネル再建法プラグインバージョンアップ (2021.12)

ほぼ補正方法が固まってしばらくバージョンアップしていなかった、不均等黄変ネガ写真ファイルを補正するBチャンネル補正法 ImageJ用プラグインを、久しぶりにバージョンアップします。 バージョンアップ内容は下記の通りです。 1. バックグラウンド補正レイ…

G'MICで、AIによるノイズ低減モジュールが搭載されたようです

先日AIを使った話題となっている市販のノイズ低減ソフトウェアについて情報紹介しましたが、フリーソフトウェアでも、GIMPのプラグインソフトウェアであるG'MICで、AIによるノイズ低減モジュールが今月 (11/9) 搭載されたようです。情報は以下にあります。 d…

GIMP 開発版 2.99.8リリース

GIMPの公式サイトを覗いてみたところ、10.20に次期 3.00に向けた、2.99.8がリリースされたようです。 www.gimp.org 改良事項としてClone-type(スタンプで描画)が複数のレイヤーで実行できるようになったこと、Windowsでファイル入力元がより広い範囲から選べ…