2021-01-01から1年間の記事一覧
昨年に引き続き、コロナに揺れた2021年も間もなく暮れようとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 ところで、以前、1977年現在の身延線車両運用図表を掲載しましたが、今度は1980年3月に甲府ローカル運用がなくなってからの車両運用図表を掲載しま…
お知らせ Linux系でよく使われるフォントに対応したファイルを追加しました。但しフォント名は、一旦各フォントをWindows上にインストールしてWindows上で取得しているので、Linux上で実際に動作するかどうか確認していません。Windows上では動作するのを確…
クリスマスに向けてリリースされると言っていた ART のバージョン 1.12ですが、やや遅れて先ほど (現地時間では昨日[2021.12.27]付け) リリースされました。トーンカーブあたりの仕様調整に手間取っておられたようです。またインターフェースの変更も急遽追…
お知らせ この記事には続編があります。そちらで配布するファイルを使うことをお勧めします。 yasuo-ssi.hatenablog.com---------------- 篠崎さんのおかげで darktable の公式日本語サポートが復活しました。それは良いのですが、Windows版の darktable 上…
いままで、ImageJにおける、ImagePlus, ImageProcessor, ImageStackの関係の理解が不十分でした(個人的に)。今回この関係を整理したいと思います。 まずImagePlusですが、これはImageJ上における、ほぼファイルに相当する概念です。GIMPで言えば、Image概念…
お知らせ (2022.2) 本ツールの機能追加バージョンアップ版を以下に公開しました。なお、ツールの説明は、本ページの説明および前回公開ページも併せてご覧ください。 yasuo-ssi.hatenablog.com 2021年夏に、ImageJ対応 相対RGB色マスク画像作成ツールを改訂…
予定通り、先ほどdarktable 3.8がリリースされました。日本のdarktableユーザの方々には、当サイトで事前にお知らせしていた通り、日本語サポートの復活が最大のクリスマスプレゼントだと思いますが、それ以外にもショートカットシステムの全面改訂(ゲームコ…
先日、ART / RawTherapee および darktable のフィルムシミュレーションについて記事を書きました。その際、フィルムシミュレーションに使うのがHaldCLUTファイルです。Hald というのは語源がよく分からないようですが、CLUTというのは Color Lookup Table …
GIMP 2.10.30が12/21にリリースされたようです。当初19日公開予定だったものが2日ほど遅れたようです。そのためダウンロードページの公開日は2021.12.19付けとなっています。 www.gimp.org 大きな点としては、AVIF, HEIF, PSD, DDS, RGBE および PBMファイル…
D5500を使って撮影していると、空の色が印象色よりかなり薄めに出ることが多いような気がしていました。特に木陰から空を写したり、山間から空を写すとその傾向が強いと思っていました。そこで、そのような写真を ART を使って、印象にある空の色に近づけて…
11月末にアップデートが出たばかりのARTですが、クリスマスに向けて、間もなくバージョン1.12が出ます。前回はRaw読み込みエンジンの変更という大規模な改良がありましたが、今回はソフトプルーフィング周りのマイナーな改良のみです。 なお次回のバージョン…
さて先日、RawTherapee および ART のフィルムシミュレーション機能を紹介しましたが、darktableでも、昨年リリースされたVer. 3からフィルムシミュレーションが使えます。ただ、モジュール名は「film simulation」ではないので分かりにくいです。使うのは「…
ART1.11安定版から正式に韓国語翻訳が付きましたが、実は私が翻訳をつけました。日本語と韓国語は似ていますし、また写真用語の日本語からの影響も大きいだろうと思って翻訳してみたのですが、なかなか良い経験でした。韓国の方で気づく方がいらっしゃるかど…
一昨日 (2021.12.15) 、ソースネクストから「復活! ネガフィルム」というネガフィルム画像のネガポジ転換を行うソフトウェアが発売されたようです。 www.sourcenext.com prtimes.jp 開発はソースネクストとありますが、製品紹介の際のコピーライト表記は株式…
先日たまたまとらえた横浜線E233系のトップ編成です。横浜線のE233系ですが、2024年をめどに京浜東北線と共にE235を使ったワンマン運転を行うため、転出が予定されています。2014年に205系を置き換えたばかりですが、10年余りでまた置き換えられることになり…
お知らせ [Ver. 1.13 は現在のところ翻訳の修正はありません] [2022.3.9に1.12.1用訂正ファイルを公開しました] ART 1.12のバージョンアップが、2021.12.27に行われました。1.11バージョンアップから間隔もあまり空いていませんので、バージョン 1.12の翻訳…
darktableユーザの方に朗報です。darktableの公式日本語サポートが、来るクリスマスリリース予定の Ver. 3.8から復活する予定です。 先日 darktableの日本語翻訳ファイルの作り方を公開しましたが、このページにご連絡いただいた篠崎さんから、日本語翻訳フ…
お知らせ この記事には、以下の改訂版(2023.2)があります。 yasuo-ssi.hatenablog.com ------- 本記事は 2021年12月に改訂した新バージョンです。いろいろな情報を追加で盛り込んだ結果分かりにくくなってしまいましたので、整理しなおしました。なお改訂前…
Lightroomでは2020年の秋ごろから「カラーグレーディング」という機能を搭載しています。それまで明暗別色補正と称していた機能を拡充したもののようです。 blog.adobe.com 因みに同じ補正 (補整と言うべきか) でも correction と grading の違いは、correct…
すでに何度か指摘していますが、ImageJにおいては一切カラーマネジメントが行われていません。RGBのデータは、それが8bitなら、単に、RGBがそれぞれ0-255の値を持つデータとして扱われるだけで、それがsRGBのRGBなのかAdobe RGBなのか、REC2020のRGBなのか、…
2021.11.30に ART がVer. 1.11に上がったことにより、Rawファイル読み込みエンジンが DCRaw から LibRawに変更になりました。これにより対応カメラ Rawファイルの幅が大幅に広がっています。 Sigma Foveon機のX3Fファイルも、今まではDP2 Merrillまでは読み…
お知らせ [2022.7] 当記事には、以下に2022.7.28公開のハイブリッド補正対応版補正ツールに対応した、新たな改訂版があります。ハイブリッド補正版を使われる方は以下の改訂版からプログラムのダウンロードを行ってください。 yasuo-ssi.hatenablog.com ーーーー…
お知らせ [2022.7] 2022.7.28にハイブリッド・アルゴリズムを実装した新しいImageJ用プラグインを公開しました。それに対応した説明は以下のページをご参照ください。 yasuo-ssi.hatenablog.com [2021.12] 当記事は、2021年12月にアップデートした、ImageJ用…
本家RawTherapeeとARTの違う点として、画素分布グラフが拡充されている点があります。実はdarktableがRawTherapeeより画素分布グラフが増えているので、そこから取り入れているのではないかと思います。 まず、おなじみヒストグラムから... これは基本的には…
ほぼ補正方法が固まってしばらくバージョンアップしていなかった、不均等黄変ネガ写真ファイルを補正するBチャンネル補正法 ImageJ用プラグインを、久しぶりにバージョンアップします。 バージョンアップ内容は下記の通りです。 1. バックグラウンド補正レイ…
こちらは、宇部・小野田線で走っていたクモハ40です。宇部・小野田線と言えば、主として小野田線本山支線で2003年3月まで、当時国内最古の電車と言われて単行で走っていた両運転台車のクモハ42が有名ですが、両運転台の車両はほかにもクモハ40や12が在籍して…
ART / Another Raw Therapee のバージョン1.11がリリースになりました。 ダウンロードは以下のサイトから。 bitbucket.org 主なバージョンアップとして、トーンカーブにニュートラルモードの新設、およびシャープニングの方法に、カスタムRLデコンボリューシ…
■darktable 公式サイト (英語) www.darktable.org ■ darktable 初心者向けスタート情報 yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.hatenablog.com yasuo-ssi.hatenablog.com ■darktable ノイズ低減関連情報 ・darktable で高ISOノイジー画像のノイズ低減の特徴 (…
Pythonで、文字列内のすべての ( ) の前後に空白が入っていなければ、前後に空白を挿入する文字列処理プログラムを考えてみました。但し、 ( が行頭にあったり、) が行末にあったり、カンマ、ピリオド等の句読点が連続する場合は、空白を入れません。一旦、…
ART / RawTherapeeを使って、ナトリウム灯の街路灯下で撮ってオレンジに色被りした猫の写真の補正を解説した、Alexander Korolev氏によるビデオが公開されています。なお、音声は含まれていません。 www.youtube.com ARTでの編集作業の参考になると思います…