省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

Nikon純正現像ソフト

Nikon D3200 カメラモニタと実ファイル

先日Nikon D3200を使ってやや陰った状態でバラの花を撮ってみましたが、カメラ背面モニタを見るとかなり青白くなってしまいます。ところが、家へ帰ってRaw内蔵Jpeg画像を見てみると、比較的印象色に近い色合いに... 一応、下に写真を掲げますが、上の方は、…

NX Studioのフィルムデュープ画像に対する色収差補正能力は?

さて先日、現像済みのTIFFでも、NX Studioの色収差補正が有効であることを確かめました。ではデジタルカメラでフィルムを取り込んだ画像ではどうでしょうか。という訳でARTでネガを現像したTIFFファイル(Rawファイルではありません)をNX Studioに読ませて…

NX Studio 色収差補正比較 別レンズで

以前、NX Studioの色収差補正能力を、キットレンズであるAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRを使って検証しました。今回別のレンズを使って検証してみます。 また比較対象とするRaw現像ソフトは、比較的色収差補正能力の高いART / RawTherapeeです。 まず…

NX Studioの超優秀な色収差補正 現像済みTIFFファイルでも有効

先日、NX Studioの色収差補正が非常に優秀だということを指摘しました。ふと思って現像済みのファイル、あるいは他社カメラで撮ったファイルではどうだろうと思って試してみると... これ、有効ですね! しかも他社カメラで撮ったファイルでも相変わらず非常に…

田園風景 - Expeed3 /6 / Adobe Standard 相当処理の違い

さて、先日芝生の緑における Expeed3 /6 / Adobe Standard の違いを見ましたが、緑のある風景ではどうでしょう。という訳で簡単に結果を見ていきます。カメラはNikon D3200です。 NX Studio Expeed3互換 NX Studio Expeed6相当 NX Studioで、最新のピクチャ…

芝生の緑 - Expeed3 /6 / Adobe Standard 相当処理の違い

先日D5500のRawファイルを使って、水田の緑の各処理の違いを比較検討しました。今回はD3200のRawファイルを使って、芝生の緑の処理の違いを比較検討します。要はExpeed3の植物の緑表現を検証しようという訳です。この前の検証では、青空に関しては、Expeed3…

冬の森林 - Expeed3 / 6 / Adobe Standard 処理比較

今まで、NX Studioのピクチャーコントロールを変えた処理と、Adobe Standardを使った処理を比較してきましたが、次は冬の森林の写真の処理を比較したいと思います。 冬の森林の写真は茶色や灰色が多く、人工物を写した写真に似ています。従ってあまり色相の…

鉄道写真の事例 - Expeed4 / 6 / Adobe Standard 処理比較

ここまで、NX StudioやAdobe Standard DCPファイルによる現像処理の比較事例をお見せしてきておりますが、今回は鉄道写真です。以前お見せした、人工物の多い食堂の室内写真でも色相の差自体は少ないのが確認されました。今回もほぼ人工物オンリーなので色相…

夕焼け写真のカラー差 - Expeed3 / 6 / Adobe Standard 処理比較

さて、NX Studioを使って画像処理エンジンの違いをいろいろ検討してきましたが、次は夕焼けの写真を扱ってみます。なお、夕焼けを撮る時にカメラでオートホワイトバランスを使うと、色被りを取ろうとするので白っぽくなってしまいます。そこで晴天に設定して…

肌のカラー差 - Expeed4 / 6 / Adobe Standard 処理比較

Raw現像を処理エンジンを変えて検討してみるシリーズの次は、肌の色です。おそらく空の青、植物の緑と並ぶ、写真の3大自然色要素の一角です。以下のサンプルはNikon D5500で撮影しています。 肌の色 左: Expeed6相当 / 右: 4相当

室内写真のカラー差 - Expeed3 / 6 / Adobe Standard 処理比較

さて、青空と、植物の緑の処理で、NX Studioのピクチャーコントロールや、Adobe Standardとの差が結構見られましたが、他の画像ではどうでしょう。以下食堂の室内を写した何の変哲もないスナップ写真ですが、こちらで処理の違いを見てみます。 なお、Luminar…

水田のカラー差 - NX Studio Expeed4 / 6相当処理の違い

さて、今まで青空表現を中心にNX StudioのExpeed4相当処理と、6相当処理の違いを見てきましたが、今回は植物の緑を代表する、水田の表現を見ます。下に左半分が4相当、右半分が6相当の画像を掲げます。撮影はNikon D5500です。 左半分: Expeed4相当 右半分: …

R成分の少ない青空 - NX Studioでの処理の違い

さて、先日見た青空ですが、比較的R成分が少ないように肉眼で見えましたので、Nikon D5500で撮ってみました。それをNX Studioを使い、Expeed4相当と6相当で現像してみます。 左: Expeed4相当 / 右: Expeed6相当 左: Expeed4相当 / 右: Expeed6相当 やはり、E…

カメラメーカー純正現像ソフトだとノイズ低減処理はダメというのは本当か?

Nikon純正現像ソフトをNX Studioに変えてから、いろいろと比較現像などを行っていますが、どうも最近のCapture NX-DやNX Studioは思った以上に高性能なのではないか、という気がしてきました。そこで、次は、ネットなどに書かれているカメラメーカー純正ソフ…

色収差補正 Raw現像ソフト間比較 / Nikon NX Studio, darktable, RawTherapee, Luminar3

先日、Nikon D5500のRawファイルを使い、Raw現像ソフトの間で空の色がどう異なって処理されるかを検証しました。その際、デフォルトで色収差の補正が掛かったりかからなかったりしました。 今回、Raw現像ソフトの色収差補正機能がどうなのかを調べてみます。…

Nikon NX StudioでExpeed3, 4, 6相当処理の差

さて、先日D5500でExpeed4と6相当の処理の差を調べてみましたが、Expeed3との差はどうでしょうか。ということでいまサブ機になっているD3200を使って調べてみました。先日空の写真を撮ったときと同時に同じレンズを使って撮ってみました。 D3200による Expee…

darktable3.6で、NikonのRawファイルをExpeed4, 6処理に近づけてみる

先日の検証で、darktable3.6のデフォルト設定が、Expeed4と同様、かなりニュートラル志向であることが分かりました。ここでdarktable3.6で、NikonのD5500のRawファイルを読み込んで、Expeed4, 6に近づける設定を試してみます。たぶんD5600もセンサー等は同じ…

Nikon NX Studio を導入する

ところで今更ですが、最近NikonのCapture NX-DがNX Studioに代わっているのに気づきました。3月にリリースされたようです。View NX-i と Capture NX-Dを統合したということで、今後のバージョンアップはNX Studioで行われるということです*1。 という訳で、…

NikonのRawファイルをRawTherapeeで読み込んで、Capture NX-Dの現像結果により近づける

現在メインのデジタル一眼カメラとして、Nikon D5500を使っています。Nikon D5500での撮影は、空の色などが若干薄めに見える傾向にありますが、色に関してはかなり肉眼で見る結果に近いように思います*1 しかし、サードパーティー製のRaw現像ソフトで読み込…

不均等黄変ネガ写真補正技法総覧 - 画像情報や色域指定を活用したマスクを使ったローカル補正法

画像情報や色域指定を活用したマスクを作って変色部分の補正範囲を指定し、それに対して局所的(ローカル)に色彩補正機能を適用することで変色部分を補正します。マニュアル補正法とは異なり、マニュアルではなく、画像情報等を活用して範囲を指定するので補…