省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

上信越線 (新潟地区)

やはり新潟国電第1弾としてやってきた、クハ68015 (蔵出し画像)

以前紹介したクハ68021とともに新潟地区にやってきたクハ68015です。つらら切り、正面に突き出た独特なタイフォンカバー、スノープラウといった耐寒耐雪装備を備えるとともに、正面のジャンパ栓は3線、そして幌は両支持形の横須賀線仕様に改造されています。…

ヘッドライトが埋め込み式だった新潟地区で活躍した クハ68084 (蔵出し画像)

本車は新潟地区で活躍した元クハ55のクハ68です。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、前照灯 250W 化後も、一応埋め込みヘッドライトが維持されていた車輛です。おそらく新潟地区のクハ68の中では唯一の存在だったかと思われます。 1962年の新潟地区電車…

運転台が全室に改造されていた元クロハ59 長岡運転所の クハ68005 (蔵出し画像)

本車は既にご紹介したクハ68021 と同じく元43系の一員クロハ59を改造したクハ68です。戦前に既に3扉化改造されています。本車はクハ68021よりやや遅れて新潟に来たため、運転台窓が両方とも H ゴム化されています。運行灯窓もおそらく Hゴム化されたものと…

やはり中央西線経由で新潟地区にやってきた クハ68050 (蔵出し画像)

本車は以前ご紹介したクハ68044と同様に中央西線経由で長岡にやってきた車輛です。このため車歴も非常に似ていますが、クハ68044は運転台窓のHゴム化が施行されていなかったのに対し、本車はHゴム化と関西型通風器の設置が行われていました。おそらく、本車…

長岡運転所で昼寝をするクハ68028 (蔵出し画像)

本日は鉄道記念日です。というわけで再び旧形国電の紹介に戻りたいと思います。本日ご紹介する車輛は上信越線、長野地区で活躍したクハ68028 です。新潟地区に転属前に関西でHゴム化と関西型通風器を設置していますが、その後さらに新潟地区特有のタイフォン…

新潟国電第1陣 元クロハ59, クハ68021 (蔵出し画像)

今回は新潟地区で活躍していたクロハ59を改造したクハ68です。本車は新潟地区電車化のパイオニアとして、1962年に関西からやってきた車輛です。第1陣は10輌ほどの陣容だったようです。この当時まだ関西地区はHゴム化や関西型通風器などの独自の改造を行って…

新潟地区で活躍後、松本に転じた クハ68200 (蔵出し画像)

先日クハ68044の写真をアップしましたが、今回は、クハ68200 です。横須賀線用クハ47002 を三扉化改造した珍車です。写真が撮れたのは長岡運転所でのこの1枚だけでした。正面を見ていただくと、筒を斜めに切ったような「角」が正面に生えておりますが、これ…

遅れて新潟地区にやってきた クハ68044 (蔵出し画像)

本車は新潟地区で活躍していたクハ68です。最近越後ときめき鉄道でもリバイバルカラーの車が出ていますが、有名な元祖新潟色をまとっています。もともと新潟地区は1963年に関西地区から移ってきたクハ68+モハ70で電車化されましたが、当初はブドウ色のままで…