省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

ART / RawTherapee

ART 1.18.1 がリリースされました

先ほど(現地時間では昨日付け)、ARTのバージョン1.18.1がリリースされました。ダウンロードは以下から。 bitbucket.org 変更内容は、いくつかの点で、RawTherapeeに比べて、ARTの動作がかなり遅いという指摘に対する対応、およびバグフィックスが中心です。…

ART の HDR 出力機能マニュアル

以下、今年1月2日にリリースされた、ART Ver. 1.18 から備えられたHDR出力に関するマニュアル ( https://bitbucket.org/agriggio/art/wiki/Hdroutput ) を翻訳し公開します。 -------------------------- HDR 出力画像の生成 適切に設定されていれば、ART は…

ART 1.18 がリリース予定です (→されました)

すでに、1.18の新機能についてお知らせしたことから予想がつく通り、近くART次期バージョン 1.18がリリースされます。 主な内容は、先日お知らせしたセッション機能の追加と、ファイルのリネームパターンの変更 (ファイル末尾に数字が含まれても、その後自動…

ART Ubuntu インストールレシピ

[2023.1.19 お知らせ] うっかり Lensfun をコンパイルする部分の翻訳を落としていたので、修正しました。その他追加説明を付加しました。 ----------------- 以下の情報は、Danny Heijl氏による、Ubuntuにおける、ARTをコンパイルしてインストールする手順で…

セッションモード - 次期 (1.18) ART 搭載予定機能

ARTでは、次期 Ver. 1.18 から新しくセッションモードという、新しいファイルブラウジング機能が搭載される予定です。 現状ではファイルブラウザ (ちょうどWindowsのエクスプローラーと同じような役割を果たします) で、フォルダやファイルを探索し、そこで…

ART対応 AgX LUTが公開されています

フリーのRaw現像ソフト、ART対応のAgX のLUTが公開されています。筆者もきちんと理解しているわけではないのですが、いくつかのサイトを読んだところ、AgX とは、シーン参照データをディスプレイ参照データに変換する際のレンダリングの方法の一つのようです…

ART: Windowsにおけるインストールの方法

ARTのWindowsにおけるインストールの方法のインストラクションは今まで用意していませんでしたが、パソコン初心者には戸惑う点があると思いなおし、今回敢えて書いてみました。 まず、以下の公式ダウンロードサイトにアクセスしてください。 bitbucket.org …

ART: カメラ固有プロファイルが準備されていないカメラの固有プロファイルを追加する

ARTでは各カメラのRawファイルを読み込んだ時、カメラ固有のプロファイルが有効になるモデルと、ならないモデルがあります。ならない場合があるのは、予めARTにそのカメラ用のDCPプロファイルが用意されていないためです。 ARTで使用しているDCPプロファイル…

ART を日本語Ubuntu 22.04 で使う場合は、ご自分でコンパイルを!

Ubuntu 22.04以降、デフォルトのディスプレイサーバーがWaylandに変わりましたが、ARTのLinux用バイナリーはWaylandに対応しておらずX org で動かす必要があります。Xorgに切り替えるのは簡単ですが、やはりWaylandで動かしたいという方もおられるかと思いま…

フリーのRaw現像ソフト 何を使ったら...?

先日、3年弱ぶりにRawTherapeeの公式リリースが出ました。また ART も1.17.2 がでており、 darktable はクリスマスに例年通り次期リリースが出ると思います。ちょうど3つのフリーのRaw現像ソフトの新バージョンリリースが出そろいますが、Raw現像をこれか…

ディスプレイ参照ワークフロー vs. シーン参照ワークフロー

Raw現像ソフトに関連する情報を探していると、シーン参照ワークフロー、だとかディスプレイ参照ワークフローという言葉を見かけます。特に Raw現像ソフトの中では darktable が Ver. 3.0以降、その新しい特徴としてシーン参照ワークフローの採用ということを…

ART 1.17.2が出ました

先程、ART 1.17.2 がリリースされました。1.17.1 からの修正内容は、ネガフィルム機能と霞除去、ダイナミックレンジ圧縮間の支障のフィックス、またピクセルシフトRawファイルの扱いにおけるバグフィックスとなっています。

ART 1.17.1が出る予定です (→でました)

[お知らせ] 1.17.1 のバグフィックス版、1.17.2が出ています。詳細は以下のページを yasuo-ssi.hatenablog.com------------------- ART 1.16.4以降、日本語 (CJK) Windowsで使おうとするとトラブルが生じていました。具体的には、Rawファイルを開こうとする…

そろそろ ART 1.17が出ます (→出ました)

[追記] 日本語 Windowsで ART をお使いの方は、1.17.1 をお使いください。一旦、1.17をダウンロードされた方は、1.17.1以降をダウンロードしなおしてください。 yasuo-ssi.hatenablog.com----------------------------- そろそろ ART の次バージョン、1.17が…

ART 1.16.4 のリリース & 公式プラグインレポジトリの開設

11.1にARTのマイナーバージョンアップ、1.16.4がリリースされています。変更点は、Canonレンズの認識の改善、非圧縮 png 保存のサポート、ファイルブラウザの反応の改善、メモリ不足によるクラッシュの改善等です。詳細は以下をご覧ください。 https://bitbu…

RawTherapee 5.9 rc1、ファーストインプレッション

先日 RawTherapee 次バージョン 5.9 の rc1が出たとお伝えしましたが、動かしてみました。ロゴに5.9と出てきます。でも詳細バージョンは 5.8-3166です。なお、だいぶコードが増えたようで、5.8に比べて起動に時間がかかるようになりました。 Raw Therapee 5.…

ARTをコンパイルしてバージョンアップしようとしてみたら... (Ubuntu)

Ubuntu 20.04 を入れていたマシンですが、8月に 22.04 にアップデートしますか、という表示が出て、果たしてアップデートして大丈夫だろうかとしばらく迷っていましたが、えいやっ、とアップデートしてしまいました。すると予想通り Wayland では ART は動か…

ART 1.16.3 がリリースされています

ARTのマイナーバージョンアップ、1.16.3が、2022.9.27付でリリースされています。バグフィックスやコンパイル時のオプションの追加、トーンカーブ動作の安定化、フィルムシミュレーターのパイプラインの位置の変更等、細かい変更です。 詳細は下記をご参照く…

ART のカラー/トーン補正LUTモードで ARRI Alexa 用のLUTをダウンロードして使ってみた (Windows)

ARTのカラー/トーン補正にVer. 1.16から LUT モードと clf形式のLUTのサポートが追加されましたので、試してみました。Griggio 氏は映像業界で使われている高精度のLUT (ルックアップテーブル) が使えると強調していたので、ARRI の業務用ビデオカメラ、Alex…

ART トラブルシューティング: ダークフレームを使うと画像がおかしくなる?

ARTのオンラインディスカッションに以下のような質問が上がっていました。 discuss.pixls.us 要は、ARTでダークフレームを適用したら画像がおかしくなった、という質問です。答えは、画像ファイルと、そこからノイズを消すためのダークフレーム画像のブラッ…

ARTのホームページから、OpenColorIOのバイナリーがダウンロードできるようになりました

前回、ARTで使うための OpenColorIOのインストール方法について説明しましたが、ARTのホームページで、OpenColorIOの ociomakeclf.exe のバイナリーファイル (Windows & Linux) がダウンロードできるようになりました。 bitbucket.org 上のページの下の方の …

ARTにおけるCLF形式LUT対応 並びに WindowsにおけるOpenColorIOのインストール

ARTの今回 (1.16) のバージョンアップで OpenColorIO Ver. 2に対応した、CLF形式の LUT (ルックアップテーブル) ファイルへの対応をアナウンスしています。それとともに、カラー/トーン補正にLUTモードが新設されました。簡単に言うと、カラー/トーン補正で…

ARTで、すべてのメタデータを編集後のファイルに出力する

pixls.upの ART ディスカッショングループに、次のような質問が掲載されました。 discuss.pixls.us 要は、ARTのデフォルトでは、編集後のファイルに一部のメタデータ (Exif等)しか出力されないが、いつもすべてのメタデータを出力させるにはどうすべきか、と…

ARTをファイルを指定してコンテキストメニューから開けるようにする (Windows)

darktable の windows版はインストールすると、ファイルを指定して右クリックによるコンテキストメニューから開くことができるようになります。しかし、ARTはデフォルトではコンテキストメニューに出て来ません。 ここでは取り敢えず、コンテキストメニュー…

ARTのカスタムプロファイルを旧バージョンから新バージョンへコピーする (Windows)

ART はかなり頻繁なアップデートがあり、また、デフォルトでは、新バージョンを入れると、旧バージョンを上書きするのではなく、各バージョンごとに別々のフォルダにインストールします。これは新バージョンでトラブルが起こったときにすぐ旧バージョンに戻…

ART 1.16がもうすぐリリースされます (→されました)

() フリーの Raw現像ソフト ART の次バージョン、1.16 が間もなくリリースされます。 主な変更点は下記の通りです。 ・トーンカーブの動作の改善・フィルムシミュレーションおよびカラー/トーン補正で、OpenColorIOv2 を使ったLUTファイルのサポート。これに…

Wine を使って Mac OS に ART をインストールする

ARTのディスカッショングループに Mac OSでのコンパイルやバイナリーファイルが上がっています。しかし、アップロードされているバイナリーをインストールしても、エラーメッセージが出て正常に動きません。バイナリーを作っている方は intel版 Mac を使って…

ART : Ver. 1.15における、iccプロファイルクリエーターの移動について

先日(2022.7.18)、ARTが1.15にバージョンアップされました。これに伴い、icc プロファイルクリエーターが移動され、ART-cli.exeから実行するようになりました。端的に言うと、GUIでiccプロファイルを作ることができなくなり、コマンドラインからiccプロファ…

ART と Google Pixel 3a 搭載のカメラアプリのRawファイル

以下のページで、Googleのスマホ Pixel 3a 搭載のカメラアプリのDNGファイルをARTで開くと良い結果が得られないという相談が寄せられていました。 bitbucket.org 結局、自動トーンカーブがうまくカメラの表示を再現できないという問題のようです。Griggio氏…

ART 1.15がもうすぐリリース (→されました)

間もなく、ARTの新バージョン 1.15がリリースされます。 大きな機能追加はなく、一部細かなオプションの追加や動作の改善、バグフィックスが主です。 例えば... iccプロファイルクリエーターの移動および単純化ニュートラルトーンカーブの動作の改善ローカル…