省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

HDD → SSD 換装: Acronics True Image for Crucial 使用時の注意

 Acronics True Image for Crucial を使った HDD → SSD 換装の注意点です。

 ネットの情報によりますと、現在原則として無料で使えるシステム起動ディスクをクローン出来るクローンソフトはないようです。但し、購入した SSD が Crucial (旧 Micron) のものだったため、Crucial の SSD が接続されていれば使える、Acronics True Image for Crucial が無料で使えることが分かりました。

 

 ダウンロードサイトは以下になります。

www.acronis.com

 また、マニュアルは以下になります。

https://dl.acronis.com/u/oem/Micron/ATI2022Micron_userguide_ja-JP.pdf

 

 但し、HDD クローンを行う時に注意があります。通常 HDD から SSD に換装する場合、SSD の容量が HDD より少ないと思います。この場合 HDD のシステムパーティションのサイズが SSD より小さくてもうまくクローンができないことが多いです。というのは、システムパーティションが小さくても、他にパーティションを切ってデータ領域として使っている場合が大半かと思いますが、その場合はクローンができません。というのは、Crusical 版では、クローン元のパーティションを選ぶことができないのです。そこでデータパーティションのデータをどこかにバックアップして、その上で、データパーティションをすべて削除し、未使用状態にします。つまり使用パーティションSSD のサイズより小さくしないクローンができないのです。

 このあたり、有料版だとパーティションを選べるようになっているのかもしれません。また Crucial 版のマニュアルを見ますとダイレクトなディスククローンより、一旦バックアップを取ったものを、新しい SSD に復帰する方法でのクローンを推奨しています。