省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

Ofnuts 氏の GIMP スクリプトツール

 Gimp Scripts がなくなってしまいました。ということで、今後、私の方でもちょっと GIMP の有用なスクリプトなどがありましたら紹介していきたいと思います。

 と言うわけで、まず Gimp-forum.net の主宰者の一人である Ofnuts 氏が作成した、Ofnuts' GIMP Tools を紹介します。ダウンロード先は以下です。

sourceforge.net

 かなり多くの有用のスクリプトがあります。私もいくつか利用しています。とりあえず、日本語で簡単な紹介をつけておきました。ご参考までに。なお、このページ、Google からの検索になぜかかかりにくいです。

ofn-average-fill: 選択範囲を同じ色の平均色で塗りつぶします。
ofn-autoscale-layer: キャンバスに合わせてレイヤーを拡大縮小します
ofn-brush-strokes-on-path: パスに沿って等間隔のブラシ ストロークをペイントします (アニメーションの場合は 1 つのレイヤーまたは複数のレイヤーに)。
ofn-centered-autocrop: Gimp の Crop をコンテンツの自動切り取りに適用しますが、結果は同じ位置に中央揃えのままになります。
ofn-coalesce-images: ディレクトリ ツリー内の同じ名前を持つすべてのイメージをスタックして、XCF ファイルを作成します。
ofn-color-select: 指定された色を使用して色の選択を作成します (その色のピクセルを見つけてクリックする必要がなくなります)。
ofn-colormap-to-layer: カラー インデックス付きイメージのカラーマップを新しいレイヤー上のパレットとしてレンダリングします。
ofn-difference-layer: 2 つのレイヤーの差分を持つレイヤーを作成します。
ofn-dump-layer-hierarchy: レイヤー階層をコンソールにダンプします。

ofn-enclosed-circle: 図形を含む最小の円を決定します
ofn-engraving: 画像から銅版画風線画を作成します (Gimp2.10 以降)
ofn-erase-background: テキストとロゴの周りの均一な背景を透明にします
ofn-export-layers: すべてのレイヤーを個別のファイルに出力します
ofn-export-layers-combinations: 指定されたレイヤーのすべての組み合わせによって作成されたすべての画像を出力します
ofn-export-layers-cumulative: レイヤーを下から上に表示することによって作成されたすべての画像を出力します
ofn-export-sizes: 画像を複数のサイズに出力します
ofn-extract-objects: アクティブなレイヤーから不透明な領域を抽出し、ファイルに保存します
ofn-file-next: 1 回の操作で「ファイルを保存し、順番に次を開く」を実行することで、長い一連のファイルの編集を高速化します
ofn-guillotine-layer: ガイドを使用してレイヤーをスライスします
ofn-hatching: ハッチング (斜線による印影) を生成します
ofn-interleave-layers: 現在の画像のレイヤーのスタック内のレイヤーをインターリーブします
ofn-layer-aligner: 2 つの参照点の組み合わせを使用して 2 つのレイヤーを位置合わせします
ofn-layer-decompose: レイヤーを RGB チャネルごとにレイヤーに分解します
ofn-layer-modes: 全てのレイヤーのブレンドモードを一括変更します
ofn-layer-over-background: アクティブなレイヤーのみを背景レイヤーの上に表示します
ofn-layer-straightener: 画像内で垂直または水平になるべきものを示す点の組み合わせを使用してレイヤーをまっすぐにします。 2.10.4 以降の Gimp を使用している場合、これは測定ツールの組み込みの「直線化」機能に置き換えられます
ofn-layer-tiles: 単一レイヤーからタイル/レイヤー/アニメーション フレームを作成するか、それらを単一レイヤーに結合します
ofn-layers-to-image-size: [レイヤー] → [レイヤーを画像サイズに] をすべての、もしくはすべての表示レイヤーに適用します
ofn-list-guides: エラー ダイアログ (またはエラー コンソール) に現在のガイドをリストします
ofn-luminosity-masks: 現在のレイヤー上に「明度マスク」選択範囲を作成します
ofn-luminosity-tiler: 「オプアート」スタイルの画像を作成します
ofn-manual-stipling: 密度マップを使用して手動のような点描をレンダリングします
ofn-metadata-to-text: 画像 GPS データからテキスト レイヤーを作成します
ofn-move-copy-layers: リンクされたレイヤーを一括移動/コピーします
ofn-name-image: ディスクに保存せずに「無題」画像に名前を付けます
ofn-outline-layer: レイヤーの内容にアウトラインを追加します (Gimp2.10 以降)
ofn-palette-to-gradient: パレットからグラデーションを作成します
ofn-perspective-stack: 画像レイヤーの透視図を作成します
ofn-pixel-grid: レイヤーをピクセルアート グリッドとして生成します
ofn-points-sequence: パスを使用して、画像に連続番号ラベルを追加します
ofn-preset-guides: ファイル内で一連のプリセット ガイドを定義し、メニュー エントリまたはキーボード ショートカットを使用してそれらを呼び出すことができます
ofn-quick-export: ディレクトリの内容をリストせずにファイルを出力します
ofn-random-fill: グラデーションまたはパレットのランダムな色で領域を塗りつぶします
ofn-recolor-text-layers: すべてのテキストレイヤーの色を変更します
ofn-remove-grid: スキャンされたテキストの表の境界線を削除します
ofn-remove-top-layer: 最上位レイヤーを削除します
ofn-reorder-colormap: カラーマップを色相ごとに端から端まで入れ替えます
ofn-replace-colormap: 現在の画像のカラーマップをパレットの色で置き換えます
ofn-replace-font: 選択したテキストレイヤーのフォントを置換します
ofn-retime-layers: レイヤー名のアニメーション遅延仕様を一括編集します
ofn-rgb-decompose: レイヤーを RGB毎の 3 つのレイヤーに分解します
ofn-rotate-layer: 元レイヤーを回転した複数のコピーを作成します
ofn-save-next: 自動的に順序番号をつけて、ファイルの連続したバージョンを保存します
ofn-scroll-layer: レイヤーのスクロールされたコピーを作成します
ofn-select-layer-box: 現在のレイヤー上に四角形の選択範囲を作成します。
ofn-settings-cleaner: 今まで重ねてきたツールとフィルターの設定を自動的にクリアします
ofn-shred-layer: レイヤーを規則的な間隔のストライプに細断します
ofn-shrink-grow-selection: 選択範囲を 1 ピクセルずつ拡大/縮小します。主にキーボード ショートカットを使います
ofn-swap-strips: 画像内の 2 つの細長い領域を交換します
ofn-symmetries: さまざまな対称画像 (水平、垂直、対角など) を作成します 
ofn-tartan: タータンチェック パターンを生成します 
ofn-tiles: 個々の「タイル」から画像をロード/保存します 
ofn-trapeze-transform: Perspective のように横方向の距離を変更せずにレイヤーの端を縮小します 
ofn-ungroup-layers: レイヤーをグループ外に移動します