中央東線 211系 日常の記録です。今回はクハ211-2015他、N611編成です。
本編成の車歴です。
1990.9.28 川崎重工製造 東チタ → 2013.3.16 東トウ → 2014.7 長ナノ → 現在に至る。
このように書くと簡単ですが、ちょっと複雑な編成の組み換えがあったようです。
落成時はすでに民営化後で、N25編成とN60編成に分かれており、N25編成は東京寄りから
クハ211-2014+サハ211-2018+モハ211-2018+モハ210-2018+サハ211-2019+サロ210-5+サロ213-5+モハ211-2019+モハ210-2019+クハ210-2014
N60はやはり東京寄りから
クハ211-2015+サハ211-2015+モハ211-2020+モハ210-2020+クハ210-2015
となっていました。
この編成は製造時から1階建てサロ+2階建てサロが組み込まれており、サロ210-5 のみは1986.2に製造され元々は N5 編成に組み込まれていましたが、2階建てサロ導入時に東海道線向け新製車輛と組合されました。
ところが理由は不明ですが1991年に付属編成と基本編成の車両が組み替えられ、
N25は
クハ211-2015+サハ211-2019+モハ211-2019+モハ210-2020+サハ211-2019+サロ210-5+サロ213-5+モハ211-2020+モハ210-2020+クハ210-2015
N60は
クハ211-2014+サハ211-2018+モハ211-2018+モハ210-2018+クハ210-2014
となりました。N60は211系東海道線撤退で2011.11.29に一旦サハを抜いて4両編成のまま休車状態となりましたが、結局転用先が見つからず、製造後23年足らずの 2013.5.23に廃車になってしまいます。暖地向け車両でしたので転用するとすれば房総地区ぐらいでしたが、そちらには寒地向けの3000代が転用されていましたので。もし国鉄時代でしたら、山陽線あたりに転用されていたでしょうに。
その後 N25 編成は2005.8.12 のサロの全面2階建て化で、サロを113系から転用した、サロ213-116とサロ212-125に振り替えましたが、211系の東海道線撤退で、2012.12.1にサハとサロを抜くことになり、それらは廃車となりました。それ以外の車両は、しばらく転用を見据えて北長野駅で待機となります。