Linux では起動アイコンはエディターを使って desktop ファイルを編集することで簡単に作成できます。また、Windows は、起動アイコンをショートカットで作成でき、ショートカット自体はバイナリファイルですが、パラメータをプロパティから自分で編集することができます。Mac OS ではエイリアスを使うと起動アイコンが作成できます。これは Windows と同じくバイナリーファイルなのですが、Windows とは異なり、パラメータは閲覧はできても、直接編集することができないようです。
また、Mac OS で -verbose モードで起動するのはターミナルからコマンドラインで入力しなければいけませんが、ちょっと面倒です。open -a コマンドで起動しようとすると、どうもオプションをつけて起動できないようです。そこで以下のような手順で作成してみましたので、メモします。
他の、アプリケーションのエイリアスを作成するのにも役立つかもしれません。
1. GIMP verbose モードで起動するシェルスクリプトを作成する
一旦、ホームディレクトリの下に、scripts ディレクトリを作成し、この下に、スクリプトを置くことにします。このスクリプト置き場は、私の個人的方針です。
次に、以下の内容で、GIMP-verbose を作成し、そのディレクトリにおきます。なお、ちょっと引っかかった点ですが、Mac OS 上のシェルスクリプトでは、Linux とは異なり、sh という拡張子をつけてはいけないようです。実行プロパティを設定しても、あくまでもテキストファイルとしてしか認識されなくなってしまいます。拡張子なしで作成してください。なお、ネットで探すと、Mac OS のシェルスクリプトは、.sh や .command という拡張子をつけると書いているサイトもあるので、ひょっとして最近になって仕様が変わったのでしょうか? 私は、Mac OS は自分が作成したプログラムの動作確認のために使っているだけで、Mac 愛好家ではないので、詳しい事情はよく分かりません。
ちなみに、インストールディレクトリを変更している場合、例えば、GIMP3.2 などの名前にしていれば、GIMP.app という部分を適宜変更してください。
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#!/bin/sh
cd /Applications/GIMP.app/Contents/MacOS/
./GIMP --verbose
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ちなみに、上の GIMP 実行コマンドの頭に、./ という文字がついていますが、これを省いても動きます。ただ動くのですが、もし GIMP の複数のバージョンをインストールしている場合、先にパスの通った GIMP を起動してしまいます。特定のバージョンの GIMP を確実に起動したい場合は、./ をつけてください。
さらに、chmod +x で実行プロパティを付与し、このファイルをダブルクリックして、GIMP が verbose モードで起動できれば OK です。実行権限を与えると、アイコン表示が変わり、下のように exec という表示のあるアイコンになります。シェルスクリプトに .sh という拡張子をつけたままだと、アイコンが変わらず、ダブルクリックしても実行されませんでした。
GIMP-verbose.sh の上にカーソルをおき、Control + クリックでコンテキストメニューを表示します。

ここからエイリアス作成をクリックしてエイリアスを作ります。エイリアスをダブルクリックして GIMP が起動するかどうか確認します。これだけだとエイリアスのアイコンが寂しいです。

次に、/Applications/GIMP.app/Contents/Resources/ の下の、gimp.icns (GIMP のアイコンファイル) を探し、その上でコンテキストメニューを開いて、コピーします。

次に、作成したエイリアスの上でコンテキストメニューを開き、[情報を見る] をクリックします。

次に、一番左上のアイコンのマークをクリックします。

この後、Command +v でコピーしたアイコンを貼り付けると...

このようにエイリアスのアイコンが変更されます。アイコンの変更されたエイリアスをアプリケーション ディレクトリにコピーし、適宜わかりやすい名前に変更すれば OK です。