GIMPの開発版が8/21に Ver. 2.99.12にアップデートされたようです。
GIMPの開発版に関しては、今の開発状況が維持されるならば、個人的にはあまり期待できませんが、主な特徴として次のようなことが挙げられています。
・キャンバス上でブラシサイズが変えられるようになった。
・キャンバス上でできる操作が追加された
・キャンバスのズームの仕方が試験的に変更された
・環境設定でいくつかの項目の位置が変更された
・塗りつぶしの “fill by line art” アルゴリズムの改良
“fill by line art” アルゴリズムとは、ちゃんと囲まれていない範囲を塗りつぶそうとすると、塗潰しが漏れたり、あるいは塗潰している線と塗りつぶしの色との間に隙間ができてしまうのを防ぐアルゴリズムです(詳しくはこちら参照)。既に2.10でも採用されています。これが改良されたということです。
・透明部分を表示する市松模様のカスタマイズが可能に
・指操作が可能なディスプレイにおける、スマホのような指を使った「ピンチング」操作が可能に
・ウェルカム・ダイアログの表示
・CMYK関連機能の改善・充実
・表示テーマの追加・改善
・ファイルフォーマットサポートの改善・強化
・Script-Fuのインタープリターの独立化、APIの追加等
・WaylandおよびMac OSでのサポートの改善
・BablとGEGLのバージョンアップ
等々となっています。
ダウンロードは以下のページから