GIMPのバージョンアップ版、2.10.34が2月末にリリースされました。
主な改善点は...
■ ファイルフォーマットへの対応
TIFF: 縮小イメージの表示オプション追加
PSD: 「クリッピング」タグのあるレイヤーの読み込み
パス付き出力に対応
PDF: 透明領域をカラー付きに変換オプションを追加
Rawデータ出力のサポート
※デジタルカメラの Raw ファイルの意味ではない
■ キャンバスサイズダイアログでテンプレートの読み込みをサポート
■ ドッキング可能ダイアログで表示/リンクのオンオフサポート
■ カラーピックの改善 (Windows / X10)
■ カラースケールとモデル設定の記憶
■ macOSでのバグフィックス等
アップデートの確認とオンラインヘルプの読み込みも可能に
■ GEGL, babl 新バージョン採用
等となっています。
Linux の場合、Flatpak を使えば非常に簡単にインストール & アップデートできます。スクリプトをダウンロードしそれを実行すればアップデートされます。
なお、今年1月末に発表されたロードマップですと、今年中に Ver. 3.0 のリリースか、少なくともリリース候補バージョンを出したいということでした。