省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

中央東線 211系 日常の記録: クハ211-2他 (N602編成)

 引き続き中央東線211系日常の記録です。中央東線の211系に関しては当面延命化工事を行い今後10年程度使われるのではないかと言われていますが、ネット上の情報だと、全検周期に入った211系のうち、6連のものが延命工事を受けずに出場しているという情報もあります。コロナ後の乗客減で、233系、235系にて運用余剰車が出ているという話もありますので、211系も今後どうなるかわかりません。

 というわけで引き続き、日常の記録をアップします。今回はクハ211-2 他です。

 

クハ210-2 (長ナノ) 2023.10 大月 海側

クハ210-2 (長ナノ) 2023.1 高尾 山側

モハ210-4 (長ナノ) 2023.10 大月 海側

モハ211-4 (長ナノ) 2023.10 大月 海側

モハ210-3 (長ナノ) 2023.10 大月 海側 (松本方)

モハ211-3 (長ナノ) 2023.10 大月 海側

クハ211-2 (長ナノ) 2023.10 大月 海側 (東京方)

本編成の車歴

1985.12 日本車輛製造 → 1985.12.20 使用開始 南チタ → 1987.4 東チタ → 2013.3 東トウ → 2014.10 長ナノ → 現在に至る

 

 トップナンバー編成は川崎重工製でしたが、本車は日本車輛製です。東海道線用基本編成としてサロ、サハを含んで製造されました。当初は、東京← TcTMM'TTsTs'MM'Tc' →静岡 の編成で、T, Ts には、サハ211-3, 4 サロ211-2, 210-2 が含まれていましたが、1989.2 にグリーン車一部2階建て化により、サロ212-2 を新製し(東急車輛製)、210-2 と交換、さらに、2006.1 全面2階建て化により、サロを113系用サロを転用した、213-102, 212-129 に交換されましたが、2011.11 東海道線系等全面4扉化に伴い、本編成は東海道線から撤退、その際サハ、サロは編成から切り離されて(2011.11.18)、廃車に、そして本車らは余剰となり、しばらく北長野駅構内に留置されていましたが、2013.12.5 酒田駅に移動、さらに秋田総車セで長野向け整備を受け、2014.9.19 に出場し長野に回送され、2014.10 正式に長ナノに転入し、115系の後継として働き始めました。