9月にアップデートした当スクリプトですが、B チャンネル再建法ツールのアルゴリズムをいろいろ検討するうちにやはりマスクは知覚的データに基づいて作成するのがどうも適切であるように思えてきましたので、アルゴリズムに手を入れました。
マスクは基本的に知覚的イメージ (ガンマ 2.2 適用) データで作成することにし、その作成結果に対しガンマ補正を掛けることにしました。このためガンマ値を上げると必ず明るく、下げると暗くなるようになりました。以前は元の画像データに対しガンマを掛けていたので、元のピクセルの RGB 比によっては、ガンマ値を上げても暗くなる場合がありました。
なおこのアルゴリズムの変更と共に、CTL スクリプト本体ファイルと同じディレクトリに、_rel_col_filter.ctl というファイルを置くように変更しました。このファイルが見当たらないとエラーになります。
UI 自体は基本的に Ver. 3 と変わりません。ただ表示される CTL スクリプト名は、単純に「相対色領域補正」に戻しました。
インストール方法およびマニュアル的情報に関しては、以下の前々回記事 (2023.12.31) をご覧ください。但し、ファイルのダウンロードはこちらから。
なお、ART の Mac 版 (公式版がないので、R. E. Barber氏がビルドしたもの) におけるインストールですが、理由は不明ですが、ユーザ設定フォルダ以下のの ctlscripts に置くと、正しく動作しません。これはすべての CTL スクリプトにおいて共通です。カラー/トーン補正のモードから選択して正しく動作させるには、ART.app フォルダの下の、Contents/Resources/Share/ctlscripts フォルダにおいてください。あるいは。LUT モードから、LUT ファイルとしてロードすると正しく動作します。ただし、ここに置いてあるファイルは、ART のバージョンを入れ替えると消えてしまいますので、バックアップを必ずどこかに作って置いてください。
