省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-1010他 (N326編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、1000番台の、クモハ211-1010他、N326編成です。

クモハ211-1010 (長ナノ) 2023.7 高尾 海側

クモハ211-1010 (長ナノ) 2024.10 甲府 山側

クモハ211-1010 (長ナノ) 2017.3 大月 海側

モハ210-1010 (長ナノ) 2023.7 高尾 海側

モハ210-1010 (長ナノ) 2024.10 高尾 山側

モハ210-1010 (長ナノ) 2024.11 甲府 山側

クハ210-1010 (長ナノ) 2017.3 大月 海側

クハ210-1010 (長ナノ) 2024.10 高尾 山側

クハ210-1010 (長ナノ) 2024.11 大月 海側

本車の車歴です。

1986.6 近畿車両製造 高シマ → 1987.3 高タカ → 2014.5 長ナノ → 現在に至る

 本車は国鉄時代に製造され、製造当初は高崎、東北線セミクロスシート車として、McMTTTc編成で誕生しました。高崎、東北線系統は、大宮以南を共用しており、列車容量に限界があったため、東海道線系統以上に混雑が激しく、セミクロス 1: ロングシート 2 の割合で製造されました。のち JR 化後は、全車ロングシートでの増備となりました。

 中間に挟まっていたサハ211の車番は 1019, 20 でした。2013.6 にE231系の進出で運用から外れ、サハは廃車となり 1 年ほどの浪人生活を経て、2014年5月に 115系置き換えのため、長野地区にやってきました。当初は、八トタ 115系を引き継いだ運用専用に使われ、もっぱら高尾口で使われましたが、北陸新幹線の延長 & 信越線長野以北のしなの鉄道への移譲により運用が減ったため、現在では他地区に顔を出すこともしばしばあるようです。