中央東線 211系 日常の記録です。今回は、1000番台の、クモハ211-1010他、N326編成です。
本車の車歴です。
1986.6 近畿車両製造 高シマ → 1987.3 高タカ → 2014.5 長ナノ → 現在に至る
本車は国鉄時代に製造され、製造当初は高崎、東北線用セミクロスシート車として、McMTTTc編成で誕生しました。高崎、東北線系統は、大宮以南を共用しており、列車容量に限界があったため、東海道線系統以上に混雑が激しく、セミクロス 1: ロングシート 2 の割合で製造されました。のち JR 化後は、全車ロングシートでの増備となりました。
中間に挟まっていたサハ211の車番は 1019, 20 でした。2013.6 にE231系の進出で運用から外れ、サハは廃車となり 1 年ほどの浪人生活を経て、2014年5月に 115系置き換えのため、長野地区にやってきました。当初は、八トタ 115系を引き継いだ運用専用に使われ、もっぱら高尾口で使われましたが、北陸新幹線の延長 & 信越線長野以北のしなの鉄道への移譲により運用が減ったため、現在では他地区に顔を出すこともしばしばあるようです。