省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-3042他 (N333編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台の、クモハ211-3042他、N333編成です。

クモハ211-3042 (長ナノ) 2024.9 甲府 山側

クモハ211-3042 (長ナノ) 2024.9 大月 海側

モハ210-3042 (長ナノ) 2024.9 甲府 山側

モハ210-3042 (長ナノ) 2024.9 大月 海側

クハ210-3042 (長ナノ) 2024.9 甲府 山側

クハ210-3042 (長ナノ) 2024.9 大月 海側

クハ210-3042 (長ナノ) 2024.10 大月 海側

本車の車歴です。

1989.9 川崎重工製造 (高タカ) → 2006.8 千マリ → 2013.5 長ナノ → 現在に至る

 製造当初は高崎、東北線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は 3083, 4 でした。2006年8月 E231系の導入で、そのまま転用できる房総地区へ移動し、113系を置き換えます。なお、E231系の導入で高崎・東北線系統にもグリーン車導入が始まりましたが、グリーン車が好評だったため、既存の211系も組み替えてグリーン車を導入することになりました。この時、一部の 3000 番台車は、グリーン車を挟んだ10輌基本編成に組み替えられましたが、組み換えから漏れた 3000 番台車輛が房総地区へ移動したようです。しかしそこでの活躍は比較的短く 7 年ほど使われたところで、他線区から転出してきた 209 系に置き換えられ、2013.4 中間のサハは廃車となり、長野地区にやってきました。

 当初は長野地区中心に運用されていましたが、2022年北陸新幹線延伸、信越線のしなの鉄道譲渡で高尾口にも恒常的に姿を見せるようになりました。



中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-3039他 (N338編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台の、クモハ211-3039他、N305編成です。本車も保全工事のため屋根上のベンチレーターがすべて撤去されています。

クモハ211-3039 (長ナノ) 2024.10 高尾 海側

クモハ211-3039 (長ナノ) 2024.11 甲府 山側

クモハ211-3039 (長ナノ) 2024.11 大月 屋根上

 ベンチレータの撤去された屋根上です。

クモハ211-3039 (長ナノ) 2024.11 大月 屋根上

モハ210-3039 (長ナノ) 2024.10 高尾 海側

モハ210-3039 (長ナノ) 2024.11 甲府 山側

クハ210-3039 (長ナノ) 2024.10 高尾 海側

クハ210-3039 (長ナノ) 2024.11 大月 海側

クハ210-3039 (長ナノ) 2024.11 甲府 山側

本車の車歴です。

1989.8.25 川崎重工製造 髙タカ → 2006.10.28 千マリ → 2013.10.11 長ナノ → 現在に至る

 製造当初は高崎、東北線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は 3077, 78 でした。2006年10月 E231系のさらなる進出で、そのまま転用できる房総地区へ移動し、113系を置き換えます。しかしそこでの活躍は比較的短く 6 年ほど使われた2013年4月に、他線区から転出してきた 209 系に置き換えられ、シサハは抜かれて廃車(4.26)となり、しばらく3両編成のまま北長野待機となった後、2013.10 に正式に転属し、長野地区で使われ始めました。

中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-1010他 (N326編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、1000番台の、クモハ211-1010他、N326編成です。

クモハ211-1010 (長ナノ) 2023.7 高尾 海側

クモハ211-1010 (長ナノ) 2024.10 甲府 山側

クモハ211-1010 (長ナノ) 2017.3 大月 海側

モハ210-1010 (長ナノ) 2023.7 高尾 海側

モハ210-1010 (長ナノ) 2024.10 高尾 山側

モハ210-1010 (長ナノ) 2024.11 甲府 山側

クハ210-1010 (長ナノ) 2017.3 大月 海側

クハ210-1010 (長ナノ) 2024.10 高尾 山側

クハ210-1010 (長ナノ) 2024.11 大月 海側

本車の車歴です。

1986.6 近畿車両製造 高シマ → 1987.3 高タカ → 2014.5 長ナノ → 現在に至る

 本車は国鉄時代に製造され、製造当初は高崎、東北線セミクロスシート車として、McMTTTc編成で誕生しました。高崎、東北線系統は、大宮以南を共用しており、列車容量に限界があったため、東海道線系統以上に混雑が激しく、セミクロス 1: ロングシート 2 の割合で製造されました。のち JR 化後は、全車ロングシートでの増備となりました。

 中間に挟まっていたサハ211の車番は 1019, 20 でした。2013.6 にE231系の進出で運用から外れ、サハは廃車となり 1 年ほどの浪人生活を経て、2014年5月に 115系置き換えのため、長野地区にやってきました。当初は、八トタ 115系を引き継いだ運用専用に使われ、もっぱら高尾口で使われましたが、北陸新幹線の延長 & 信越線長野以北のしなの鉄道への移譲により運用が減ったため、現在では他地区に顔を出すこともしばしばあるようです。

 

 

中央東線 211系 日常の記録: クハ211-3013他 (N307編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台の、クモハ211-3013他、N307編成です。

 

クモハ211-3013 (長ナノ) 2023.5 甲府 山側

クモハ211-3013 (長ナノ) 2024.2 高尾 山側

クモハ211-3013 (長ナノ) 2023.10 大月 海側

モハ210-3013 (長ナノ) 2023.5 甲府 山側

モハ210-3013 (長ナノ) 2024.3 大月 海側

クハ210-3013 (長ナノ) 2023.5 甲府 山側

クハ210-3013 (長ナノ) 2024.3 大月 海側

本車の車歴です。

1986.3 川崎車両製造 (高シマ) → 1987.3 髙タカ → → 2014.10 長ナノ → 現在に至る

 製造当初は高崎、東北線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は サハ211- 3025, 6 でした。2006年5月にグリーン車の連結の開始で、10両基本編成に組み替えられます。その際に、サハが廃車となり、クモハ211-3016他と、サロ210-1003+サロ213-1003 で1本に編成されました。3013の編成のサハは廃車となりました。E231系のさらなる進出で、2013年4月にサロ210 とサハが抜かれ、7両で待機状態となりました。サロ213 が残されたのは、2階建てだったため、一時転用が検討されたものと思われます。しかし結局、2014年にサロ213 は廃車となり、他は長野に移り、3016 と分離して今日に至ります。

中央東線 211系 日常の記録: クハ211-2022他 (N614編成)

 中央東線 211 系の記録です。今回はクハ211-2022他です。

 

クハ211-2022 (長ナノ) 2024.7 甲府 海側

モハ211-2029 (長ナノ) 2024.7 甲府 海側

モハ210-2029 (長ナノ) 2024.7 甲府 海側

 

モハ211-2030 (長ナノ) 2024.7 甲府 海側

モハ210-2030 (長ナノ) 2024.7 甲府 海側

クハ210-2022 (長ナノ) 2024.7 甲府 海側

本編成の車歴です。

1991.10 日本車輛製造 (東チタ) → 2013.3 東トウ → 2015.7 長ナノ → 現在に至る。

 本編成は、民営化後の 1991.10 に日本車輌により製造され、東海道線を担当する伝統ある田町電車区に配置されました。当初の編成は、東海道線の基本編成である、TcTMM'TTsTs'MM'Tc' の10輌編成です。その際組み込まれていたT車は、東京方から、サハ211-2029, 30, Ts車は、サロ213, 212-8でした。この時点ですでにサロ車は2階建てになっていました。

 しかし、2012.4 E233系の配備で本編成は一旦サハが抜かれ、サハは廃車されます。なぜサロが残されたのかは分かりませんが、高崎・東北線系統への転用が考えられていたのでしょうか。しかし、2013.3 結局サロは廃車となり、6輌で休車のまま待機状態を続けましたが、2015.7 ようやく 115系の後釜として中央東線での転用が決まり、長野に転出し、現在に至ります。

 この間 1989.10 サロ210-4 を2階建て サロ212-4 と振替、2005.10、サロ211,212-4 をサロ213-107, 212-101 との振替 (オール2階建化)、2012.4 東海道線からの撤退、サロおよびサハ211-7, 8 廃車、北長野駅疎開となり、その後秋田総合車セにて寒冷地向け改造を受けて長ナノに転属し、115系の後を受けて中央東線の運用に就きました。

中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-3016他 (N307編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台の、クモハ211-3016他、N307編成です。

クモハ211-3016 (長ナノ) 2023.5 甲府 山側

クモハ211-3016 (長ナノ) 2023.10 大月 海側

モハ210-3016 (長ナノ) 2023.5 甲府 山側

クハ210-3016 (長ナノ) 2023.10 大月 海側

クハ210-3016 (長ナノ) 2023.5 甲府 山側

本車の車歴です。

1986.4 近畿車両製造 (高シマ) → 1987.3 髙タカ → → 2014.5 長ナノ → 現在に至る

 製造当初は高崎、東北線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は サハ211- 3031, 2 でした。2006年5月にグリーン車の連結の開始で、10両基本編成に組み替えられます。この時の編成は、元の本編成に、サロ210-1003+サロ213-1003 それに、クモハ、モハ、クハの3013 が1本に編成されました。3013の編成のサハは廃車となりました。E231系のさらなる進出で、2013年4月にサロ210 とサハが抜かれ、7両で待機状態となりましたが、2014年に長野に移り、サロ213 は廃車となり、3013 と分離して今日に至ります。

中央東線 211系 日常の記録: クモハ211-3044他 (N335編成)

 中央東線 211系 日常の記録です。今回は、3000番台の、クモハ211-3044他、N335編成です。

クモハ211-3044 (長ナノ) 2024.2 高尾 山側

クモハ211-3044 (長ナノ) 2024.10 高尾 山側

クモハ211-3044 (長ナノ) 2024.11 大月 海側

クモハ211-3044 (長ナノ) 2024.9 大月 海側

クモハ211-3044 (長ナノ) 2024.9 甲府 山側

クモハ211-3044 (長ナノ) 2024.2 大月 海側

モハ210-3044 (長ナノ) 2024.9 大月 海側

モハ210-3044 (長ナノ) 2024.9 甲府 山側

クハ210-3044 (長ナノ) 2024.11 大月 海側

クハ210-3044 (長ナノ) 2024.9 大月 海側

 

クハ210-3044 (長ナノ) 2024.9 甲府 山側

本車の車歴です。

1989.9 川崎重工製造 (高タカ) → 2006.10 千マリ → 2013.8 長ナノ → 現在に至る

 製造当初は高崎、東北線用として、McMTTTc編成で誕生しました。中間に挟まっていたサハ211の車番は 3087, 8 でした。2006年10月 E231系の進出で、そのまま転用できる房総地区へ移動し、113系を置き換えます。しかしそこでの活躍は比較的短く 7 年ほど使われたところで、他線区から転出してきた 209 系に置き換えられ、2013.5 中間のサハは廃車となり、長野地区にやってきました。

 当初は長野地区中心に運用されていましたが、2022年北陸新幹線延伸、信越線のしなの鉄道譲渡で高尾口にも恒常的に姿を見せるようになりました。