省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

LibreOffice 利用 メモ: シェイプ(図形)の編集で引っかかった点

 Microsoft Office からの移行を考えながら今まで LibreOffice を使っていて非常に困るのはシェイプ (図形) の扱いでした。Microsoft Office ならできるのに LibreOffice では出来ない、使えない... と思っていましたが、どうも誤解だったようです。ただやはり手順が異なっており、しかも表面上の表示からでは分かりにくいので、ここで引っかかった部分のみメモを書いておきます。

 

・シェイプに文字を入力する

 Microsoft Office では図形に文字入力を行おうとすると、図形を右クリックすると[テキスト入力] が出て、テキストが入力できます。しかし LibreOfficeではコンテキストメニューに出てこず、四苦八苦していました。上にテキストボックスを重ねなければいけないのか... とも思っていましたが、簡単でした。図形をダブルクリックすればよかったのです。

1. 対象のシェイプを選択

2. 対象のシェイプをダブルクリック

 ダブルクリックすると、文字入力カーソルが図形の真ん中に来ます。

3. 文字入力が可能に

コンテキストメニューに [テキスト入力] は現れないので注意

 

吹き出しの線の編集

 吹き出しの指示の線の編集もMicrosoft Office と同じ方式では編集できず、画像回転などをしなきゃいけないのか、面倒くさい... と思っていましたら、Shift キーを押しながら操作することで編集できることが分かりました。

1. 線吹き出しを設置

2. ダブルクリック後 文字を入力

3. 再度、クリックしてシェイプを指定

4. シフトキーを押して吹き出し線のノードを掴み、移動させる

 Shift キーを押しながらポインタを吹き出し線のノードに近づけると、黒い手のマークが出ます。そのマークが出れば移動させることが出来ます。

 なお、図形を書くときに文字のメニューしか出ないのでわかりにくい、と思っていましたが、これに関しては、[図形描画機能の表示]で、一番下にツールバーを表示させることで解決しました。

図形描画機能の表示

一番下に表示された図形描画ツールバー