以下の ART 配布サイトへの機能追加依頼に以下のようなものがありました。
この方の場合、自分のカメラに対し、デフォルトでクロップ (画像切り取り) 設定を行っているものの、Lightroom やさらに darktable でさえ、カメラ設定のクロップを自動的に読み込んで反映するのに、RawTherapee や ART は反映してくれないので、手動で設定するしかないが、何とかならないかという相談です。
つまり Exif メタデータに書かれたクロップ設定を、画像をロードしたときに読み込んで、自動的に反映できるようにできないか、というお話です。
これに対し、Griggio 氏は次のような機能を追加することで対応しました (2022.11対応)。1. まず切り取り設定を書き込んだプロファイル・ファイルを保存する。2. 次にダイナミックプロファイルで、特定のカメラモデルに対し、特定の Exif メタデータが書かれている Raw ファイルに対し、先にクロップデータを書き込んだプロファイルを適用するように指定する。
これにより、そのカメラの Raw ファイルを読み込むと自動的にクロップ設定が反映されるようになるようです。
ただ、この メタデータを特定するのが機種によっては結構大変らしく、以下の議論では Canon のEOS R8 のメタデータを特定するのに非常に苦労しているさまが...