かつて1977年5月に新前橋電車区を訪問した時に頂いた資料です。高鉄局の電車配置表とは言え、新前橋電車区しかありませんでしたので、新前橋区の配置表とイコールです。ページ上では見にくいと思いますので、画像をコピーして画像ビュアー等に貼り付けて拡大してご覧ください。市販の国鉄車両配置表にはない情報なども読み取れます。
115系は主に高崎線用および上越線用として配置されていたと思いますが、冷房車は改造車が18輌＋300代車が冷房つきで新製されたようで、ざっと見て冷房率は50%程度というところです。165, 169系は全車冷房が入っていましたが... また横軽協調対策車の試作車である 169系900番台が配置されていましたが、165系と共通運用だったようで、おそらく協調運転の機能は活かされていなかったのではないでしょうか。
また旧形ではクハ77006が奇・偶数両対応に改造されていたほか、高崎ー水上間用に73系が3連 x 2本配置されていましたが、 その内4輛は 76年3月に廃車になったことが分かります。その後も年末荷電用として73391, 79340が1輌ずつ残されていたことが分かりますが、なぜか配置表の本表からは抜かれています。1978年に廃車になったようですが、この時点では廃車前提で休車になっていて、既に大井工場に送られていたか、あるいは高鉄管外に疎開させられていたのかもしれません。年末荷電としての活躍も、76年年末の1期だけだったと思われます。
