省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

ART / RawTherapee 機能紹介: ロック式カラーピッカー

f:id:yasuo_ssi:20210904211415j:plain

 ART (および RawTherapee) には、ロック式カラーピッカーが装備されており、複数箇所のピクセルの RGB 値を計測できるので便利です。編集画面の上部からロック式カラーピッカーのアイコンをクリックし、プレビュー画面上でクリックするだけで複数の計測点を配置できます。

ロック式カラーピッカー

 ここでの R, G, B 値の表示はホワイトポイントを 100 % ブラックポイントを 0% とする % で表示されます。但し上の表示では、知覚的 TRC が適用された値が表示されており、リニアな RGB 値が表示されていません。

 この値は実は出力カラープロファイルに基づいて表示されます。デフォルトの出力プロファイルは sRGB になっているので、sRGB での値が表示されています。これをリニアな値に直したい場合は、下記のように、カラータブの下のカラー・マネジメントの出力プロファイルをリニアなものに変えると (下記の例では Linear REC2020 を選んでいます) RGB の表示が、リニアに基づく値に変わります。

出力カラープロファイルをリニアなものに変えたところ