省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

中央東線 211系 日常の記録: クハ211-2013 他 (N610編成)

 中央東線の211系 6輌編成のクハ211-2013他です。本編成はロングシートで、元々は東海道線用として製造されました。製造は民営化後で、この頃は東海道線の混雑対策として、ロングシートの基本編成として製造されました。

クハ211-2013 (長ナノ) 2022.12 大月 海側

モハ211-2018 (長ナノ) 2022.12 大月 海側

モハ210-2018 (長ナノ) 2022.12 大月 海側

モハ211-2017 (長ナノ) 2022.12 大月 海側

モハ211-2017 (長ナノ) 2022.12 大月 海側

モハ210-2017 (長ナノ) 2022.12 大月 海側

クハ210-2013 (長ナノ) 2022.12 大月 海側

本編成の車歴です。

 1989.10 川崎重工製造 東チタ → 2013.3 東トウ → 2015.3 長ナノ → 現在に至る

 本編成は当初東海道線用として下記の編成で製造されました。

(東京方) クハ211-2013+サハ211-2016+モハ211-2016+モハ210-2016+サハ211-2017+サロ210-4+サロ213-4+モハ211-2017+モハ210-2017+クハ210-2013 (静岡方)

 ただし、この内 サロ210-4 は元々東チタN4編成に組み込まれていた日本車輛製でした。元々211系のサロは2両とも1階建でしたが、そのうち1両を2階建てにすることになり、1階建てのサロをこちらに流用し2階建てのサロを新製することになりました。

 しかし、サロを全面的に2階建てに変えることになり、2005.11 に231系の導入に伴う113系の撤退とともに空いた113系用2階建てサロを転用することになり (サロ213-101, 212-123)、元々のサロは高崎線系統に転用されました。

 しかし、結局東海道線系統の4扉車統一による233系の導入で、211系は東海道線から撤退することになり、2012年10月、長野総車セにてサハとサロは編成から抜かれて廃車となり、他車は他線区への転用を待つこととなり、疎開となりました。

 その後、長野総車セに入場し中央東線転用のため整備工事を受け、2015.3 より正式に長ナノへ移籍し、115系の後を受けて中央東線での活躍を開始しました。