今回の旧形国電の写真はクハ68068 (静トヨ) です。なかなかご縁がなく撮れたのはこの1枚だけでした。

本車の車歴です。
1932.12.6 川崎車輌製造 (クハ55017) → 1932.12.14 使用開始 大ヨト → 1943.5.25 座席撤去 → 1948.12.24 座席整備 → 1950.11.14 大ミハ → 1951.12.6 更新修繕I 吹田工 → 1953.6.1 改番 (クハ68068) → 1956.3.1 大タツ → 1959.3.31 更新修繕II 吹田工 → 1961.9.11 岡オカ → 1967.4.2 静トヨ → 1978.11.17 廃車 (静トヨ)
データ出典:『関西国電50年』, 『鉄道ファン』および『鉄道ピクトリアル』バックナンバー車輌の動き欄
もともとは関西国電の始祖、クハ55017 として城東線、片町線用に製造されました。その後、関西の40系のご多分にもれず、4扉車が城東線用に配備されて、3扉車は東海道山陽緩行線用に転出し、そこでセミクロスシートに改造されてクハ68に編入されました。おそらく更新修繕I の際にセミクロス化された可能性が高いと思います。その後岡山電化で早々に転出したあと、1967年により車齢が若い車輌が東海道山陽緩行線から転出してきたため、車令が古い車輌は飯田線か福塩線に転出することになり、本車は飯田線に転出、その後は80系の転入まで豊橋機関区に籍を置き、廃車となりました。