拙作の相対RGB色マスク作成ツールを再度バージョンアップします。今回追加した機能は、作成したマスクを反転するオプションです。以下のダイアログの図をご覧ください。
ファイル選択ダイアログ、加工対象チャンネル選択ダイアログの次に上のパラメータ設定ダイアログが出ますが、黄色の矢印のところにMask Inversion for Excluding selected area というオプションが増えています。これは最終的に作成したマスクを最後に反転させるオプションです。これにより選択範囲を透過させるのではなく、選択範囲を透過させない(編集効果を及ぼさない)反転したマスク画像が作られます。デフォルトはチェックなしです。
黄色の閾値10にしたマスクを反転しても、補色である青色の閾値を-10にしたマスクとは異なります。
注意していただきたいのは、反転は、プレビュー画面で明度の範囲閾値を指定した範囲のマスク画像部分に対し適用されるので、プレビュー画面で適用を除外した明度範囲は未反転画像と同じくやはり不透過 (黒) になる点です。つまり単純に未反転画像を反転した画像ではないという点です。
なお、一番上の Mask invert for **** Mask は補色のマスクを作るかどうかのチェックボックスですので、下のチェックボックスとは機能が異なります。
ダウンロードはこちらから。
なお、煩雑で申し訳ありませんが、下記の記事も併せてご覧ください。
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なお、本記事で紹介した写真補正技法やソフトウェア (Plug-in) は、個人的および非営利用途であれば、自由に使っていただいて構いませんが、本技法を使って何らかの成果 (編集した写真等) を公表する場合は、本記事で紹介した技法を使った旨クレジットをつけて公表していただくことをお願いします。
また、本ソフトウェアは現状のまま提供されるものし、作者はこれを使ったことによるいかなる損害補償等にも応じられないことを了解の上使っていただくものとします。
但し、もしソフトウェアのバグがありましたら、ご連絡いただければなるべく改善するよう努めたいと思います。
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