darktable の windows版はインストールすると、ファイルを指定して右クリックによるコンテキストメニューから開くことができるようになります。しかし、ARTはデフォルトではコンテキストメニューに出て来ません。
ここでは取り敢えず、コンテキストメニューの[送る]からARTを開けるようにする方法(下図参照) について解説します。なお、コンテキストメニューの[プログラムから開く]から開けるようにすることも可能ではありますが、レジストリにデータが保存されることと、ARTは、バージョンアップが頻繁で、かつ各バージョンが、デフォルト設定では、別々のフォルダにインストールされるため、管理が面倒です。そのため、より管理の簡単な、[送る] からARTを開けるようにしたいと思います。
またユーザにとってみれば、[送る]から開こうが[プログラムから開く]から開こうが、手間は全く変わりません。
まず、ARTのインストールされているディレクトリを開き、ART.exeファイルを選択したら、右クリックでコンテキストメニューを表示します。
メニューの[ショートカットの作成]を選んで、デスクトップ上にショートカットファイルを作成します。
次に、Windowsキーを押しながら R キーを押し、[ファイル名を指定して実行] ダイアログを開きます(下図)。
そこで、shell:sendto と入力し OK を押します。すると、%USERNAME%¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥SendTo フォルダが開きます (このフォルダ名が分かっているならば、いきなりこのフォルダをエクスプローラーから開いても同じです)。このフォルダに、先ほどデスクトップ上に作成したショートカットファイルを移動します。
これで、コンテキストメニューの [送る] からART が開けるようになります。新しいバージョンをインストールしたら、その都度ショートカットファイルを作り直し、更新して下さい。