省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

ARTをファイルを指定してコンテキストメニューから開けるようにする (Windows)

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 darktable の windows版はインストールすると、ファイルを指定して右クリックによるコンテキストメニューから開くことができるようになります。しかし、ARTはデフォルトではコンテキストメニューに出て来ません。

 ここでは取り敢えず、コンテキストメニューの[送る]からARTを開けるようにする方法(下図参照) について解説します。なお、コンテキストメニューの[プログラムから開く]から開けるようにすることも可能ではありますが、レジストリにデータが保存されることと、ARTは、バージョンアップが頻繁で、かつ各バージョンが、デフォルト設定では、別々のフォルダにインストールされるため、管理が面倒です。そのため、より管理の簡単な、[送る] からARTを開けるようにしたいと思います。

 またユーザにとってみれば、[送る]から開こうが[プログラムから開く]から開こうが、手間は全く変わりません。

コンテキストメニューの [送る]

 まず、ARTのインストールされているディレクトリを開き、ART.exeファイルを選択したら、右クリックでコンテキストメニューを表示します。

ショートカットの作成

 メニューの[ショートカットの作成]を選んで、デスクトップ上にショートカットファイルを作成します。

 次に、Windowsキーを押しながら R キーを押し、[ファイル名を指定して実行] ダイアログを開きます(下図)。

Windowsキー + R を押す

 そこで、shell:sendto と入力し OK を押します。すると、%USERNAME%¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥SendTo フォルダが開きます (このフォルダ名が分かっているならば、いきなりこのフォルダをエクスプローラーから開いても同じです)。このフォルダに、先ほどデスクトップ上に作成したショートカットファイルを移動します。

SendTo フォルダを開く

 これで、コンテキストメニューの [送る] からART が開けるようになります。新しいバージョンをインストールしたら、その都度ショートカットファイルを作り直し、更新して下さい。