本日、9月18日は韓国の鉄道の日だそうです。1899年9月18日に朝鮮半島で初めて鉄道が開業した日のようです。という訳で、Korail の車輛紹介に入ります。
韓国 京釜 (キョンブ) 線 鳥致院 (チョチウォン) 駅に立ち寄ったとき、軌道検測車が留置されていたので、すかさず撮りました。韓国版ドクターイエローですね。ディーゼル動車のようです。
おそらく形式は TIC2000形 と思われますが、どんな車輛なのかネットではなかなか情報がありません。韓国では日本に比べ鉄道マニアは非常に少ないようです。探してみたところ「鉄道経済」という業界ニュースサイトにちょっと情報が載っていました。2021.1.1付記事です。
www.redaily.co.kr これによると、2020年12月に導入された車両で、製造台数は2台、つまり TIC2001 と 2002 があるようですが、製作社はソンシンSRT です。国家鉄道公団*1 施設装備事務所所有のようです。Korail のマークがありますが、車籍は Korail ということでしょう。自重 54トン、全長 18.5m、最高速度は 120 km/h だそうです。
製作社のソンシンSRT は 1990年創業で、最初は台車の製作から入り、鉄道車両部品の製作の下請け業者から出発したようですが、現在では、中小企業ながらも、高速貨車、客車、機関車、モーターカーなどの製作まで手を広げ、アフリカの鉄道に輸出もしているということです。