ここで、CTL スクリプトのインストール方法をまとめておきます。
■ カラー/トーン補正の モードから直接選択させたい場合
このファイルを ART の各ユーザの設定ディレクトリの下の ctlscripts ディレクトリにコピーしてください。ディレクトリが見当たらなければ新規作成を行ってください。
C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\ART\ctlscripts
になります。
~/.config/ART/ctlscripts
になります。
他のインストールビルドを使った場合 (例えば Flatpak) は、異なる場合がありえますのでご注意ください。
このディレクトリに CTL スクリプトを置くと、カラー/トーン補正のモードから CTL スクリプトを選択できるようになります。
■ カラー/トーン補正の LUT モードからファイル名を指定して選択させたい場合
但し、LUT モードから選択するようにすることもできます。この場合は、ART の環境設定で指定した LUT ディレクトリの下にファイルを置いてください。LUT モードから実行する利点は、頻繁に使わない CTL スクリプトがモードメニューにたくさん表示されることを抑制することです。その場合でも後述の理由から ctlscripts ディレクトリは作成しておいてください。
■ 国際化対応
なお、私が作成した CTL スクリプトは、現在原則として国際化バージョンとして提供しています。そのため、日本語表示を行うためには別途言語ファイルをダウンロードする必要があります。各国語の言語ファイルはこちらからダウンロードできます。
日本語表示を行うためには、上の ctlscripts ディレクトリの下に、languages ディレクトリを作成し、そこに表示したい言語ファイル (日本語の場合、Japanese ファイル) を置いてください。なお、これらの言語ファイルには Griggio 氏が作成したスクリプトの翻訳も含んでいるので、既に、Griggio 氏の作成した CTL スクリプトを導入している場合は、それを置き換えて問題ありません。
なお、LUT モードで使用する場合も、この languages ディレクトリは作成しておき、ファイルを置いてください。