Photoshop から GIMP に移行しようとしたときに戸惑うことの一つには、利用したいダイアログをどうやって表示させるか、ということがあるのではないでしょうか。
GIMP 2.10移行では、左ドックにツールボックス、右ドックにレイヤーなどのダイアログが表示されるのがデフォルトです。
上の例では右ドックに上と下にそれぞれダイアログがあります。右下にはレイヤーダイアログがあるのが便利だと思います。
そしてそれぞれのダイアログには、上にタブがついていて、このタブを切り替えることで、表示したいダイアログを表示できます。
しかし、タブを切り替えても表示したいダイアログがない場合もあります。この場合は表示ダイアログを追加しなければいけません。この場合はメニューの [ウィンドウ] → [ドッキング可能なダイアログ] の中から表示したいダイアログをメニューから選び、タブに追加します(下図)。
ここでは例として選択範囲エディターを選んでみます。これは選択範囲を白抜きで分かりやすく表示させてくれます。
選択すると下記のように選択範囲エディタが表示されます。今表示が変なのは、編集するファイルが読み込まれておらず、選択範囲も存在しないからです。
ダイアログをタブから削除するためには、タブの先、右端にある [このタブの設定]という ◁ のアイコンをクリックし...
下記のようにメニューが表示されたら [タブを閉じる] をクリックします。するとダイアログが表示から消えます。
タブから先程のダイアログが消えました。
再度表示したい場合は、メニューの [ウィンドウ] → [ドッキング可能なダイアログ] を選び、表示ダイアログを選ぶと再び右ドックに表示されます。
[ウィンドウ位置のリセット]
なお、ツールやウィンドウの位置をリセットしたい場合は、[編集 (Mac OS では GIMP)] → [設定] → [ウィンドウの設定] → [ウィンドウ位置のリセット] ボタンを押し、再度 GIMP を起動します。
デフォルト設定は下記です。
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なお、以下記事もご参照ください。