省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

darktable 機能解説: カラールックアップテーブル (Ver. 4.2.1 準拠)

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 darktable で任意の色に変更させるモジュールです。L*a*b* 色空間で動作します。

 シーン参照ワークフローでは、推奨モジュールではないので、本モジュールは、モジュール名を入力して検索して呼び出してください。呼び出されると下記のようなダイアログが現れます。

カラールックアップテーブル ダイアログ

 カラータイル (パッチ) が現れますが、このカラータイルをクリックし、下のスライダーを動かすと、スライダーを動かした通りに、画面の中のそのパッチと同じ色の部分が変化します。

 通常は、いきなりパッチをクリックして動かすよりも、パッチの下のスポイトマーク (1) をクリックし、プレビュー画面内をカーソルで指定すると (2)、その点に最も色の近いパッチが選択されます (3)。

 そうしたら、その色をスライダーを動かして変化させます。

画面からカラーを指定する

 さらに、指定した点にパッチの色を入れ替える場合は、シフトボタンを押しながら、そのパッチをクリックすると、標準のパッチの色が、指定した点に入れ替わります。

パッチの色をピックアップ点に一致させる

 上では標準で灰色だったパッチを、シフト+クリックでクリーム色に代えました。そのパッチを、下で、やや黄色いほうに動かして変化させています。

色を変更する

 さらにマスクと組み合わせることにより、よりターゲットを絞って色を変化させることができます。