省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

レイヤーマスク編集モード切替プラグイン - GIMPを便利に! プロジェクト

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お知らせ
 2022.7.25 に、当ツールをバグフィックス・アップデートしました。ダウンロード先は変わりません。
 

さて、GIMPを便利に! プロジェクトの第2弾です。PhotoshopからGIMPに移行したときに、結構ストレスだった一つは、レイヤーマスク編集モードをオンにしても、レイヤーマスクの表示が伴わない点でした。編集モードをオンにして、さらにマスク表示をオンにしないとマスクが表示されません。もちろん編集モードと表示モードが不一致なほうが便利な時もあります。しかし、同時に切り替えられたほうが便利な時が多いです。Photoshopは、一旦編集モードに入るとマスクも表示されます。そのあと編集モードと表示モードをばらばらにすることもできますが、編集モードに入るときは表示モードの変更も伴っていたほうが便利な時が多く、そのあたりPhotoshopはよく考えられていました。

 というわけで、GIMP上でレイヤーマスク編集モードと表示モードを同時に切り替えるプラグインを作ってみました。プラグインが表示される場所は下記の通りです。

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レイヤーマスク編集モード切替プラグイン表示位置

 このプラグインは基本的にトグル動作となっており、マスクを編集したいレイヤーをアクティブにして、このプラグインを動かすと、マスク編集モードでないときは、マスク編集モードに入るとともに、マスクも表示し、マスク編集&表示モードの時は、マスク編集モードを抜け、マスク表示も停止します。

 もしマスク編集モードと表示モードのオン/オフが揃っていない場合は、マスク編集モードに合わせ、マスク表示を変更します。

 コンテキストメニューに表示させることができないのは残念ですが、これでGIMPでのマスク編集のストレスがだいぶ減ります。

 プラグインのダウンロードはこちらから。ダウンロードして解凍したファイルを、GIMPのブラグインフォルダにコピーしてください。それで利用できます。

 

 GIMPを便利に! プロジェクトは一旦ネタ切れですが、また何か思いついたらツールを作るかもしれません。

 

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