昨日、突然 Homebrew のインストールのインストラクションを記事にしたことから推察されたかもしれませんが、今後、自作ツールに関しては、Windows, Linux (Ubuntu) と並んで、Mac OS 上での動作検証や、インストラクションの執筆をおこなっていきたいと思います。なお、Mac OS上では、ソフトウェアは Homebrew を使ってインストールすることを前提とします。
まず、MacにHomebrewをインストールされていない方、そもそもMacのターミナルって何、という方は、以下の記事をご覧になって、Homebrewをインストールしてください。
yasuo-ssi.hatenablog.com 既にHomebrewがインストールされていたら、あとはMacのApp Storeからインストールするのと同じぐらい、非常に簡単です。まず管理者ユーザでログインします。そうしたらターミナルを起動します。
次に、ImageJ (Fiji distribution)をインストールするときはターミナル・コンソールから以下のコマンドを入れれば、インストールはOKです。
brew install --cask fiji
Linux のパッケージ・マネージャからはImageJ - Fiji のサポートが外れてしまいましたので、Mac OSの方がインストールが簡単ですね。
GIMPをインストールするのも同様です。以下のコマンド1行でOK。
brew install --cask gimp
しっかり最新版が入りますよ~。しかも依存する関連ソフトウェアも自動的にインストールしてくれますので非常に簡単です。
するとアプリケーションフォルダならびにLaunchpac上に、ImageJ - Fiji と GIMP のアイコンができているはずです。
ただ、このままではアイコンをクリックして起動しようとすると問題が発生します。開発元が確認できないと怒られてしまうのです。そこで次のようにします。Launchpadを使わずに、Finderを使ってApplicationフォルダを探してください。次に、Controlキーを押しながらアプリケーションアイコンをクリックして、ショートカットメニューから「開く」を選択します。最後に、「開く」をクリックします。
このように1回開くと、次回からアイコンをクリックしても、怒られなくなります。
なお、プラグインをインストールするフォルダですが、ImageJの場合は、
/Applications/Fiji.app/plugins/
Library/Application Support/GIMP/2.10/plug-ins/
になります。
なお、ImageJ はそもそもカラーマネジメントに全く対応しておらず、Mac OS においても、この点については Windows や Linux と変わりません。
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