本記事は、以下の記事に対する 2024 年夏版の補充・追記記事です。まずは以下の記事をご覧ください。
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以下、前回記事からの変更点です。
■安東駅・ターミナル周辺
・観光案内所の移転
Korail 安東駅構内にあった観光案内所が、安東ターミナルの向かい側に独立した建物ができ、観光案内センターとして移転しました。
・安東市街地・東方面バスターミナルの整備
東方面のバス乗り場ですが、観光案内センターの裏側に乗降場が整備されました。それと共に、下記の写真のように乗り場が2方面に分離されました。
左側の乗り場は、月映(ウォリョン)橋、臨清閣(イムチョンカク)、臨東(イムドン)面、玉(オク)洞方面、右側の乗り場は、陶山(トサン)面、北後(ブクフ)面、礼安(イェアン)面、一直(イルジク)面、吉安(キルアン)面、臨河(イマ)面、臥龍(ワリョン)面、晩休亭(マンヒュウジョン)、松峴(ソンヒョン)洞方面となっています。
これも観光客に分かりにくいですが、観光団地方面へ行きたい人は、左側へ、陶山書院、晩休亭方面へ行きたい方は右側となります。市内へはどちらも行きますが、右側のバス停 (松峴洞経由) の方がおおむね早く旧安東駅に着くものと思われます。
基本的には、観光客が利用しそうな路線は、上の右側のバス停からでますが、観光団地方面のみ左側から出ます。
・西方面バス停の、バス到着番号案内の撤去
昨年あった接近・到着バスの路線番号を案内する番号表示板が撤去されていました。ただこのバス停のバス乗り場の整備は進行中のようなので、復活を期待したいと思います。
■バス路線の変更
・急行2番バスの臨時便扱いへの格下げ
河回マウルと鳳停寺を結ぶ急行2番バスですが、本年 6/15 の時刻改正で、多客期の週末等のみに運行される季節臨時便扱いに格下げされました。当面、7月末~8月15日までの週末、公休日の運転が公示されていますが、その後の運行予定は不明です。また、本年1月以降、安東ターミナルどまりが増えています。
ちょっと心配していましたが、安東ターミナルで、乗り間違える観光客が出ていたのが一つの理由ではないかと推測します。
・鳳停寺方面 310番バスの減便
本年 8/3 の時刻改正で、1日 7便から、6便に減便されています。
鳳停寺は韓国最古の木造建築が残る、いわば韓国の法隆寺のような存在のはずですが、観光客の認知度獲得に失敗しているのが、その一因の一つではないかと推測します。急行2 番の格下げも、それが一因でしょう。
あるいは、ソウルや釜山からバスツアーで訪問するケースが大半で路線バスを使う人があまりいないのかもしれません。
■バス路線情報
昨年は、安東市内バスの走行状況は安東市バス交通情報システムからしか見られませんでしたが、今年確認してみると kakao マップにもバスの走行情報が提供されています。Naver 地図の方はまだ提供されていないようです。いずれも韓国語のみです。
■最新バス時刻表
最新バス時刻表は以下からダウンロードしてください。なお、2022年公開の PDF ファイルの時刻表は削除されています。
なお、教保生命から安東バスターミナルまで、15分と考えてください。