現在ARTの最新開発版に2つの追加機能がつけられています。
一つは、カラー/トーン補正の圧縮 (原語 compression) スライダーです。
要は、ハイライトとシャドーの差の大きい画像においてその差を縮める機能です。
ダイナミックレンジ圧縮だと、暗いほうにダイナミックレンジが圧縮されますが (全般に暗い方向に移動)、こちらは暗いほうが引き上げられる方向に明るさが調整されます。対数トーンマッピングで中間グレー点を引き上げ、トーンカーブを調整するのと同じような作用が、一つのスライダーで可能になるので、逆光等でシャドーとハイライトの差が大きい画像の調整がより容易になると思います。これは結構いいですね。
[追記 2022.4.4]
なお、1.13リリースで、分かりやすいように[シャドウ/ハイライト圧縮]と翻訳し直しました。
もう一点は、スムージングにノイズ追加 (add noise) モードが追加されました。
とりあえず翻訳をつけてみましたが、次回正式リリースまでに、翻訳を見直すと思います...(^-^;
最新版をソースコードからコンパイルすると上の翻訳が適用されます。
[2022.4.4 追記]
Ver. 1.13正式リリースで、翻訳を以下のように改めました。
strength: 強さ coarseness: 粗さ にしました。