ImageJ
すでに何度か指摘していますが、ImageJにおいては一切カラーマネジメントが行われていません。RGBのデータは、それが8bitなら、単に、RGBがそれぞれ0-255の値を持つデータとして扱われるだけで、それがsRGBのRGBなのかAdobe RGBなのか、REC2020のRGBなのか、…
お知らせ [2022.7] 当記事には、以下に2022.7.28公開のハイブリッド補正対応版補正ツールに対応した、新たな改訂版があります。ハイブリッド補正版を使われる方は以下の改訂版からプログラムのダウンロードを行ってください。 yasuo-ssi.hatenablog.com ーーーー…
お知らせ [2022.7] 2022.7.28にハイブリッド・アルゴリズムを実装した新しいImageJ用プラグインを公開しました。それに対応した説明は以下のページをご参照ください。 yasuo-ssi.hatenablog.com [2021.12] 当記事は、2021年12月にアップデートした、ImageJ用…
ほぼ補正方法が固まってしばらくバージョンアップしていなかった、不均等黄変ネガ写真ファイルを補正するBチャンネル補正法 ImageJ用プラグインを、久しぶりにバージョンアップします。 バージョンアップ内容は下記の通りです。 1. バックグラウンド補正レイ…
[お知らせ] 本ツールは、以下のページにバージョンアップ版を公開しております。 yasuo-ssi.hatenablog.com ----------- 昨年9月に作成し公開した輝度マスク作成ツールは、Photoshop上で一般的に実践されていた輝度マスク作成方法およびGIMPの公式ページでPa…
以前発表したImageJ用、フィルム光被り補正ツールをバージョンアップしました。多分ほとんど利用者はいないと思いますが、今回、パラメータを入れるとプレビュー画面に反映できるようにしました。使用方法は下記のとおりです。 ・使用準備 こちらからファイ…
不均等黄変ネガ写真のBチャンネル再建法による補正術に関する解説ページを開設していますが、分かりにくいと感じられる方もおられるようです。たしかに、徐々にアイディアを膨らませて、解説もどんどん旅館の増築のように増やしていますので、マニュアルとし…
[お知らせ] 本ツールの 32-bit 画像ならびに ImageJ Ver. 1.54 (2023.7以降自動アップデート開始) 対応バージョンを以下に公開しております。今後は、以下のページにあるバージョンをダウンロードしてください。 yasuo-ssi.hatenablog.com------------------…
[本ツールの最新マニュアル] 本ツールの最新マニュアル (2023.7) は以下にあります。最新版 (0.52) のダウンロードも可能です。 yasuo-ssi.hatenablog.com お知らせ (2022.8) 本ツールのユーザインターフェース改善バージョンアップ版(Ver. 0.25)を以下に公…
汎用色チャンネルマスク作成ツールを5.8にバグ修正した際に、リンクの大文字と小文字を間違えたため、リンクが正しく張られていませんでした。申し訳ありません。現在は修正してあります。以下のページからダウンロードして下さい。 yasuo-ssi.hatenablog.com
大変申し訳ありません。Bチャンネル再建法 追加補正サポート用マスク作成ツールの5/8のバグ修正で、まだ修正し残しがあるのを発見して、緊急に修正しました。すでに以下のページのダウンロードファイルは修正してありますので、お手数ですが彩度以下のページ…
※ お知らせ 修正版のリンクが間違っていたのを修正しました (2021.6.10)。 ---- さて、ゴールデンウィークも終ってしまいましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?例年だったら年休を追加して明日日曜まで休みという方も多かったかもしれませんが、今年は…
コロナ19感染拡大第4波を受けて、東京・大阪等大都市圏に緊急事態宣言が発令されました。どこかに出かける予定だったのを中止して、仕方なく自宅で過ごされている方も多いと思います。この機会に写真の編集や整理を行って過ごすのも一興ではないでしょうか。…
ImageJのAPIリファレンスはアメリカ国立衛生研究所 (National Institute of Health: NIH)のサイトにあります。なお、最近当ブログで書いたようにAPIドキュメントのURLがこの3月下旬に微妙に変わっています。 NIH ImageJトップサイト imagej.nih.govImageJ De…
前回修正したものを公開した、ImageJ対応 汎用色チャンネルマスク画像作成ツールのバグですが、以下のようなものでした。 二値化マスク作成の際クリップされる範囲 要は、左端と上端に、ROIが一切かからない x または y の範囲が存在すると、その部分が二値…
お知らせ このツールの機能強化&バグ修正バージョンアップ版を2021.5.8に公開しました。こちらのページをご覧になりダウンロードしてください。なお新しいバージョン番号は Ver. 0.05 になります。 先日公開した、ImageJ対応 汎用色チャンネルマスク画像作…
お知らせ このツールをバージョンアップして「相対RGB色マスク画像作成ツール」として新たに公開しました。以下のページをご覧ください。(2021.7.3) ・ImageJ対応 相対RGB色マスク画像作成ツール 新バージョン公開 (輝度マスク作成機能追加) yasuo-ssi.haten…
再び、MRC分子生物学研究所で公開している、ImageJの対話的ダイアログのサンプルプログラムの紹介です。今日は、ROI (注目領域、選択範囲)を対話的に設定するダイアログです(Create a UI: open a window to edit the position and dimensions of an ROI)。画…
今回取り上げるのは「Managing UI-launched background tasks (ユーザインターフェースから起動するバックグラウンドタスクのマネージング)」というサンプルプログラムです。このプログラムは、前回と全く同様、プレビュー画面で画像を拡大したり縮小するこ…
お知らせ (2021.7) 本ツールの機能は、下記ツールに機能統合しました。今後は以下のツールをお使いください。 yasuo-ssi.hatenablog.com------------------------------- お知らせ このツールのバグ修正版を 2021.5.18に公開しました。5.8の修正し残しのバグ…
最近、NIH (アメリカ国立衛生研究所) のサイトにある、ImageJのAPIリファレンスのURLが微妙に変わっています。3月下旬ごろ変更されているようです。そのため、GoogleでImageJの個々のAPIを検索を掛けると 404 File not found! エラーが出てしまいます(Google…
では、Bチャンネル再建法補正ツール簡易バージョンによる補正事例をお見せしていきます。今回は比較的容易に補正できるケースです。オリジナルは以下の画像です。何度か写真補正のサンプルとして使っている飯田線の流電・クモハ52003の写真です。 図1. オリ…
本ページで紹介するツールの概要・補正の対象となる黄変写真は軽~中度に限定されるが、GIMP等によるマニュアル・レイヤー編集の必要なく、Bチャンネル再建法による補正ファイルを得られる簡易補正ツール さて先日、ネガカラー光被り補正ツールを考案・作成し…
今まで、ImageJを使った自作の画像処理のプログラムを公表してきていますが、どうもユーザインターフェース周りが苦手です。自分のためだけにプログラムを書くには、自分が一番よく分かっていますので、インターフェースに神経を使う必要はありません。しか…
目次 1. 光線被り補正の基本的な仕組み・準備 2. 補正第一段階 (基本補正) 3. 補正第二段階 (ポストプロダクション) (本記事) ----- 3. 補正第二段階 光線被り補正ツールだけでは、完全に赤みを消すことができない可能性がありますので、その場合追加補正を…
目次 (予定) 1. 光線被り補正の基本的な仕組み・準備 2. 補正第一段階 (基本補正) (本記事) 3. 補正第二段階 (ポストプロダクション) ----- 2. 補正第一段階 2-1. ImageJ用光被り補正ツールの実行 ここでは、筆者が作成したImageJ用光線被り補正ツールを使っ…
さて、先日開発中と書いておりました、パトローネにフィルムを完全に巻き込んでしまったときに起こりがちな、ネガカラーフィルムの光線被りを補正するツールを作成しました。使い勝手に不便なところはありますが、需要も多いとは思えないので、これで公開と…
ImageJのコマンドに上端と下端に閾値のある一定範囲の明度で区切られたマスクを作成する、Thresholdコマンドがあります。 メニュー→ [Image]→ [Adjust]→ [Threshold] ImageJ Thresholdコマンド実行状態 これを Pythonのスクリプトで書くにはどうしたら良いで…
[2021.12追記: 誤りがありましたので一部記述を訂正しました] ImageJでPython (Jython) を使って画像の個々のピクセルにアクセスし、そこに記されている輝度(明るさ)の値を取得したり、設定(書換え)する方法についてのメモを記しておきます。 ■ピクセルの輝…
2021.4.3に、本ツールの使い勝手を大幅に高めた新バージョンを公表しました。こちらのページをご覧ください。 このサイトで公開している不均等黄変写真のBチャンネル再建法補正マニュアルの中に、Bチャンネル補正法で一通り補正しただけでは不十分で、追加補…