省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

darktable 3.6.1用 応急日本語化ファイル

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お知らせ (2021.12追記)

 darktableは、2021年クリスマスアップデート予定の Ver. 3.8から日本語公式サポート復活の予定です。詳しくはこちらをどうぞ。⇒ 2021.12.24にリリースされました!


 フリーのRaw現像ソフト、darktableは Ver. 3.2 から日本語化ファイルのメンテナンスが行われておらず放置されておりますが、とりあえずWindows版のみの対応ですが(Windowsユーザなもので...)、応急日本語化ファイルを公開します。

 といっても私が翻訳をつけ足したところはありません。単に、3.0で訳されていた部分をそのまま3.6.1に移しただけで、そのあと変更されたところは未翻訳のままです。キーが同じでも原文が変わっているところも翻訳されていません。自己責任でお使いください。

 ファイルはこちらからダウンロードして下さい。

 このファイルを解凍して、darktable インストールディレクトリの中の以下のディレクトリにコピーしてください。

C:\Program Files\darktable\share\locale\ja\LC_MESSAGES

 これで起動するとこんな感じに日本語化されます。

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日本語化されたライトテーブル部分

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日本語化されたダークルーム部分

 当然ながら翻訳されている部分とされていない部分でまだら状態になっています。因みに、darktableの言語ファイルの翻訳者を見たら、RawTherapeeを翻訳された方と同一の方のようで... *1

 

 既存の日本語ファイルは、2019年が最終更新となっています。

 なお、日本語に正式に対応していた最後のリリースバージョン、3.02のバイナリーを入手したい方は、以下のページから入手できます。

github.com 最近の darktable の進化は主に、シーン参照ワークフロー (リニアワークフロー) 面ですので、既存のRaw現像ソフトと同様、ディスプレイ参照ワークフローで良ければ、Ver. 3でも十分に使えると思います。但し、新しいファイルフォーマットへの適用は限定されてしまいますので、DNGコンバータを併用するなどの割り切りが必要かとは思いますが...

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追記:

 なお、Windows以外の環境の方は、および、Windowsでももう少し改善した日本語化を行いたいという方は、以下の記事をご覧下さい。

yasuo-ssi.hatenablog.com

 

*1:a3novyさんという方のようで。但しRawTherapeeの翻訳をその方が担当されたのは2013年までで、その後はfireflyさんという方が跡を継いでいらっしゃるようです。