旧形国電
さて、本日は本ブログ開設3周年です。今回は飯田線のクモハ61004 (静ママ) をご紹介します。伊那松島機関区所属の電車は、おそらく飯田線北部で冬の寒さが厳しかったためか、運転台側に幌が付いた車輛はあまり好まれず、貫通路があっても幌を外し、前の貫通…
先日クハ68044の写真をアップしましたが、今回は、クハ68200 です。横須賀線用クハ47002 を三扉化改造した珍車です。写真が撮れたのは長岡運転所でのこの1枚だけでした。正面を見ていただくと、筒を斜めに切ったような「角」が正面に生えておりますが、これ…
本車は新潟地区で活躍していたクハ68です。最近越後ときめき鉄道でもリバイバルカラーの車が出ていますが、有名な元祖新潟色をまとっています。もともと新潟地区は1963年に関西地区から移ってきたクハ68+モハ70で電車化されましたが、当初はブドウ色のままで…
本車は、クハ55の第1次車 (001~023) に引き続き製造された、第2次車です。平妻ですが、半室運転台のサイズが大きくなったため、窓配置が第1次車とは異なり、運転台側乗務員室扉後ろの窓が2枚になっているのが特徴です。 なお、本グループは戦災やクハ68…
以前やはり御殿場線のサロ45から改造されたサハ78030をご紹介しましたが、こちらは横須賀線のサロハ46から改造されたサハ78400です。サロハから改造されたため、サハ78030 とは異なり、窓配置が不規則になっているのが特徴です。さらに御殿場線転入に当たり…
先日(2023.3.1)公開したクモハ12052に続いて、同じ日に撮影したクモハ12053の写真も公開します。これもいずれも黄変からの新規サルベージ画像です。なお、黄変からの補正過程は、クモハ12052記事に提示しましたので、本記事では省略します。クモハ12053は鶴…
こちらは、かつて戦前形旧形国電の中間車が集まっていた岡山地区で撮影したサハ57です。岡山では数少ないロングシート車でした。このサハ57は、通常のサハ57と窓配置が異なっています。というのは元々京浜東北線用のサロハ56として製造され、戦時中の2等車…
以前、鶴見線クモハ12の写真は、現役最後の写真を掲載しましたが、こちらは国鉄末期、弁天橋電車区公開日の クモハ12052 の写真です。なお、クモハ12052は現在も車籍があり、書類上は、鶴見線車輛を管理する鎌倉総合車両センター中原支所所属となっています…
1970年代の前半に、首都圏の新性能電車の投入で押し出されたモハ72やサハ78によって、京阪神地区の戦前形中間車が姿を消していった中、岡山地区は戦前形中間車の一大牙城となっていました。というのは、岡山地区は、基本的に McTTMc とクモハ51によって中間…
先日クモハ11117が解体かと報じられていた方のブログに、ついに解体されたとの続報が.... ameblo.jp 非常に残念です。日本最初の鋼製国電であり、間違いなく鉄道文化財級の車両であったのですが。民営化されず国鉄のままだったら間違いなく保存の対象になっ…
この写真は、当ブログの発足当初に補正画像を掲載しましたし、また当ブログの前身ブログでも掲載していますので、三度目の掲載です。先日クモハ11117を再補正しましたが、この写真も再補正してみます。やはり、この二年半の黄変補正ツール・技術の進歩を反映…
最近、当ブログのクモハ11117の記事のランクが急に上がっています。昔書いた記事のランクが上がるということは、あまり良くないニュースが入っているということ。案の定、クモハ11117の解体作業が始まったのではないかというニュースをブログに書いておられ…
ランキング参加中鉄道 こちらはクモハ51200です。この車はなかなか良い形式写真が撮れず、非常に心残りだった車です。ただ最後の最後、1983年の6月に訪問した時に、伊那松島区で運用とダイヤを確認して、ここならうまい形式写真が撮れそうだととある駅で待ち…
最近、拙ブログのクモハ11117の記事のアクセス数が急に増えました。ひょっとしてと思って検索してみると以下のような記事が.... ameblo.jp どうなるのかわかりませんが、コロナ禍でJR西日本の経営事情もよくないので、あまり楽観視はできないかと...
2023年、新年あけましておめでとうございます。 毎年、今年こそはいいことがありますようにと祈ってはいますが、どうも社会全体としては年々悪化の一途をたどっているようで、心配です。昨年のせめてもの慰めとしては長年蓋をされてきた統一教会問題が再び明…
本日ご紹介する旧形国電は、松本運転所にいたクハ68090です。本車は仙石線の快速用として使われていましたが、仙石線では1975年にセミクロス車の使用が停止となり、それによって本車はモハ70とともに仙石線から信越線に移ってきた車輛です。 当時信越線では…
本車は信越線で70系に交じって活躍していたクハ68ですが変わり種です。というのは、東京向けのクハ55の最後の平妻グループから改造されたクハ68だからです。40系の最初のグループは城東線・片町線用に大阪に配備されましたが、1934~35年の平妻車は関東向き…
こちらは、信越線で70系と共に使用されていたオリジナルタイプのクハ68です。信越線では、軽井沢ー長野ー直江津ー柏崎間でパンタグラフをパンタ折りたたみ高さの高いPS-13から、山用の折り畳み高さの低いPS-23に取り替えた70系が使われました。それ以外に、…
本日は10/14鉄道記念日です。というわけで、1014の数字が入っており、かつ鉄道開業150周年に掛けて 1,5,0 の数字が入っている車両という理由で、クモハ51014を本日はご紹介します。 この車両は大糸線のクモハ51です。1972年に関西から大糸線にやってきました…
当ブログの身延線旧形国電関連記事等で触れていますように、1973年3, 5月の篠ノ井線松本-長野間、および中央西線中津川ー塩尻間の電化による松本周辺短距離区間ローカル列車の電車化は、身延線等から旧形国電等を捻出し、松本運転所北松本運転支所に転属させ…
ここのところ身延線を中心に旧形国電の写真を紹介していますが、行先表示や列車種別表示などの目的でいろいろなサボ受けが存在します。中には謎のサボ受けもあると思いますので、それらについて紹介してみたいと思います。因みにサボとは、サイドボードを略…