省型旧形国電の残影を求めて

戦前型旧形国電および鉄道と変褪色フィルム写真を中心とした写真補正編集の話題を扱います。他のサイトでは得られない、筆者独自開発の写真補正ツールや補正技法についても情報提供しています。写真補正技法への質問はコメント欄へどうぞ

写真

御殿場線 サハ78030 (蔵出し画像)

ここのところ身延線車両の写真のアップが続いていましたが、今回は御殿場線車輛です。こちらは変わり種のサハ78です。サハ78は本来63系の一員として製造されましたが、本車は32系の一員サロ45から改造されたサハ78です。関西では戦時中はモハ63系の直接投入…

正面幌付き非Hゴムだった 身延線 クモハ51802 (蔵出し画像)

身延線の主力だったクモハ51。本車、クモハ51802もかつての身延線の普通の電車の一両ですが、先日紹介した800と並んで正面の運転台窓がHゴム化されていなかった車両です。側面幕板のサボ受けも残っていましたが、行先表示幕表示器は撤去されていましたので80…

オリジナルの色合いを色濃く残していた身延線 クモハユニ44803 (一部蔵出し画像)

今回掲載する写真はクモハユニ44803です。おそらく身延線にいた旧形国電の中でも、最も人気のあった車両の一両かと思います。身延線にはクモハユニ44が4輌いましたが、本車は大糸線を経由して一番最後に身延線にやってきた車輌です。このため他のクモハユニ4…

身延線 クモハ60804 (蔵出し画像)

こちらは身延線を走っていたクモハ60です。運転台の左側の窓にRがついていたのがアクセントになっていました。ご覧のように2-4位側の床下機器が原型通り電気になっていましたが、これは元々クモハ60075で奇数向きだったものを身延線転用の際に偶数に転換した…

やはりあまり御縁のなかった 身延線 クモハ51806 (蔵出し画像)

やはり写真を整理してみたら、1枚しか出てこなかったのがこちらのクモハ51806です。しかもちょっとシャッタースピードが遅くてぶれています。ただ、この車、51822とは異なり、ネット上に結構写真が出ています。私がまじめに撮らなかったのか、あるいはやはり…

幌枠付きが珍しい身延線クモハ60806 (蔵出し画像)

本車はクモハ60の中では60800と共に珍しく幌枠をつけたクモハ60でした。幌枠があった理由はいずれも一度関西に転出した経歴を持っていたからです。ただ本車の方は関西にはわずか1年しかおらず、大半は関東とその周辺で過ごしました。 クモハ60806 (静ヌマ) 1…

身延線唯一のクモハ41 クモハ41850 (蔵出し画像)

本車は身延線旧形国電末期に唯一のクモハ41として活躍しました。他に一時モハニとして使用されていた41800も存在しましたが、1975年3月に上松-松本-麻績(のち聖高原)区間運転用として43800代と共に北松本運転支所に転じます。 本車は形状を見ると変わり種…

なかなか御縁のなかった身延線のクモハ51822 (蔵出し画像)

身延線はかつて住んでいた自宅から比較的行きやすかったこともあって、特に旧形国電の置き換えが決まった1981年には1両たりとも撮り逃しすまいと、たびたび通いました。それでもなかなか御縁のない車両はあるもので、後から写真を整理してみるとたった一枚し…

身延線のクモハユニ44800 (一部蔵出し画像)

何といっても身延線旧形国電時代の象徴的存在というと、クモハユニ44の存在でしょう。本車はもともと横須賀線用として製造されましたが、1950年代に身延線に移動します。1両は大糸線で使われたこともありましたが、大糸線にはクモユニ81が移ってきて、最終的…

身延線 サハ45008 (蔵出し画像)

本車はもともと横須賀線32系の2等車(後、1等車、現グリーン車)として製作された車両です。32系の大半が地方線区に追われた後も本車は70系と共に使用され続け、113系の投入で横須賀線からの70系の撤退と同時に、かつての同僚が待つ身延線に移りました。34年と…

身延線旧形国電 クモハユニ44, 平妻電動車, クハ55 車番読取不能時の車番同定

今回は、既に述べたクハ68を除く平妻車輌の車番同定です。これでアコモ改善車を除く1975-81年当時在籍した身延線全旧形国電車両の同定方法が完結します。 ■クモハユニ44 非貫通の電動車はクモハ14なき後はクモハユニ44のみでした。 まず44803は遠くから見て…

身延線のクハ47008 (蔵出し画像)

こちらは身延線の原形クハ47の1両です。この車両の正面の窓はご多分に漏れずHゴム化されています。全体を撮れた写真にはカラー写真が1枚もありませんでした。 クハ47008 (静ヌマ) 1981.5 富士電車区 クハ47008 (静ヌマ) 1981.5 富士電車区 クハ47008 (静ヌマ…

運転台窓のHゴム化を逃れた身延線クハ47003 (蔵出し画像)

こちらは身延線の原形クハ47の一両である、クハ47003です。先に43系のクハ58を47に編入した47100グループを紹介しましたが、こちらは32系の由緒正しいクハ47です。身延線のクハ47の中には運転台窓がHゴム化されていない車両も結構ありましたが、その大半はサ…

京阪神間を結んだ元クハ58002 身延線クハ47100 (蔵出し画像)

さて、本車は身延線にいた、かつて京阪神間を結んだ43系の一員であるクハ58の後身、クハ47100番台のトップナンバーです。元々の番号はクハ58002でした。但し幌枠が取り去られ、顔が関東顔になっていた点、運転台正面窓が2枚ともHゴム化されていた点が惜しい…

飯田線のクモハ53007 画像再編集 & 蔵出し画像

このブログを開設してすぐアップしたクモハ53007の写真ですが、今回は、前回掲載した写真はすべてスキャンし直し、もしくは再補正を行いました。そのほか、室内や部分写真など蔵出し画像を今回掲載しています。 クモハ53007 伊那松島機関区 (1978.1) クモハ5…

EF58トップナンバー EF58 1 (蔵出し画像)

だいたい旧形国電ばかり追いかけていて、機関車はあまり真面目に撮っていませんでしたが、たまたま身延線に出かけていて、東海道線の富士駅でとらえた EF58のトップナンバー EF58 1 です。所属は浜松機関区だったようです。 EF58 1 (1981 富士駅) 当時東海道…

原型を比較的維持していた身延線のクモハ51800 (蔵出し画像)

こちらは身延線のクモハ51です。身延線は当時自宅から日帰りで行ける距離だったので、ちょくちょく出かけました。本車は身延線にいたクモハ51のうち、番号上は一番若番の車輛でした。とはいえ、低屋根改造されたあとの番号付与は必ずしもオリジナルの番号順…

飯田線のクモハ42008 (蔵出し画像)

クモハ42というと、宇部・小野田線で2003年まで、70年間活躍し、どうやら現在も車籍があるらしい42001があまりにも有名ですが、実は飯田線の方にもっとたくさんいました。飯田線にはクモハ42008, 009, 010, 013 の4両が在籍していました。クモハ42は43ととも…

飯田線のクモハ52002 (一部蔵出し画像)

2022年明けましておめでとうございます。最近は主に写真補正編集技法や編集ツールの開発・紹介がメインになっておりますが、もともとは昔撮りためた鉄道写真を展示しようと思って始めたブログでした。このために変色したネガ写真を救済しようと、写真補正ツ…

横浜線 E233 H-001編成

先日たまたまとらえた横浜線E233系のトップ編成です。横浜線のE233系ですが、2024年をめどに京浜東北線と共にE235を使ったワンマン運転を行うため、転出が予定されています。2014年に205系を置き換えたばかりですが、10年余りでまた置き換えられることになり…

青梅線から宇部にやってきた クモハ40023 (1981.2) - 蔵出し画像

こちらは、宇部・小野田線で走っていたクモハ40です。宇部・小野田線と言えば、主として小野田線本山支線で2003年3月まで、当時国内最古の電車と言われて単行で走っていた両運転台車のクモハ42が有名ですが、両運転台の車両はほかにもクモハ40や12が在籍して…

Y-01編成と泣き別れとなった、クハE216トップナンバー、クハE216-2001

しばらく前に、E217系のトップナンバー編成の写真をアップしましたが、その後たまたま、トップナンバー編成からトイレを車いす対応に改造したときに、千マリへと泣き別れとなったクハE216のトップナンバー、クハE216-2001を撮影できましたので、アップします…

横浜線から高崎地区にやってきたクモハ60010 (高シマ) - 蔵出し画像

さて今回ご紹介する車両は、高崎近郊で使われたクモハ60010です。1939年度に登場した準戦時設計の国電で、資材節約のためリベットを廃止して電気溶接で組み立て、ノーシルノーヘッダーの美しい姿で登場しました。登場時は張り上げ屋根は維持されていたはずで…

客室内がクリーム色にペイント塗りされていたクハ55402 (1977.5)

こちらは、新前橋区にいた、クハ55402です。残念ながら新前橋区にいるところしか撮れなかったので、全景写真がありません。しかし内部がクリーム色にペイント塗されていた室内写真が鮮明に撮れていますので、当時の記録資料としてアップします。 クハ55402 (…

新前橋にいたもう1台の埋め込みヘッドライト旧国 クハ55406 (1975.10)

さてこちらは、新前橋にいたもう一台の埋め込みヘッドライトのクハ55です。 クハ55406 (高シマ) こちらの埋め込みヘッドライトのクハ55の特徴は、運転台の窓が黒いHゴムになっていたことです(写真撮影当時)。もう1台の埋め込みヘッドライトのクハ55403は灰色…

高崎近郊信越線ローカルで運用されたクハニ67902 (1975.10)

先日、本車の僚機であるクハニ67900の写真を紹介しましたが、こちらは902です。やはり伊東線用にクハ55から改造されましたが、1964年に伊東線の113系化と共に、列車や気動車で運行されていた信越本線高崎-横川区間運転の置き換え用に新前橋に移ってきました…

富士急行自社発注の車両たち - 蔵出し画像

現在の富士急行はすっかり他社中古車両の天下となってしまいました。205系の、しかも初期タイプを含んだ車両がいまだ活躍するのがみられるのはうれしいことですが... しかし、かつては自社発注の車両も活躍していました。 まずこちらは5000形です。手前のパ…

埋め込みヘッドライトのクハ55403 (1975.10) - 蔵出し画像

先日埋め込みヘッドライトであったクモハ41044を紹介しましたが、やはり新前橋区にいた、埋め込みヘッドライトのクハ55を紹介します。これも新規に作成した補正ツールで日の目を見た画像です。実はもう一両新前橋区には埋め込みヘッドライトのクハ55がいまし…

埋め込みヘッドライトが残されていた新前橋区のクモハ41044 (1975.10)

今回取り上げるのは、新前橋電車区にいたクモハ41044です。更新修繕の際、ヘッドライトの大型化(250W化)が実施されているにもかかわらず、なぜか埋め込みのままだったという珍車です。実は今回取り上げる車、以前のブログで取り上げていました。 blog.goo.ne…

高崎-横川間専用で運用されたクハニ67900 (1975.10)

こちらは信越本線、高崎-横川間専用に運用されていたクハニ67です。とはいえ原型ではなくクハ55から改造されたグループです。元々は伊東線用にクハ55から改造されたようですが、後に伊東線の新性能化および信越ローカルの電車化で新前橋に転属したようです。…